リバプールが新監督と「口頭合意」海外報道 クロップ後任に指名も「関係者はこの話に反論」
今季限りでクロップ監督は退団
イングランド1部リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、今季限りでのクラブ退団を表明している。
次期監督が誰になるのか。注目の人事となるなか、候補の1人である39歳のルベン・アモリム氏（現スポルティング監督）と「口頭合意に達した」と海外メディアが報じている。
リバプールは今季すでにカラバオカップ（杯）を制しており、プレミアリーグとUEFAヨーロッパリーグ（EL）でタイトルを獲得できれば3冠を達成できる立場にいる。今年1月に今季限りでの退任を発表したクロップ監督に華を添えるため、選手たちも気の引き締まる思いだろう。
来季以降の指揮官には、これまでさまざまな人選が各メディアで挙がっていた。そのなかで有力候補となっていた、ポルトガル1部スポルティングのアモリム監督と「口頭合意に達した」と英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ドイツ版の同メディアが報じたところによると、「スポルティングのルベン・アモリム監督がリバプールと基本合意。この39歳はユルゲン・クロップ監督の後継者となるべく、3年契約について話し合った」とされる。
一方で「両クラブ間の契約はまだまとまっていない」とも伝えており、新監督就任は確定ではないようだ。また「リバプール関係者はこの話に反論している」と指摘し、「バイエルン・ミュンヘンの監督候補にも挙がっていたアモリムは、スポルティングとの契約に今夏の退団条項がある」と障害についても挙げている。
シーズンも佳境に入り、加速する監督人事の噂。2015年より率いてきたクロップ長期政権を引き継ぐ指揮官は、誰になるのだろうか。（FOOTBALL ZONE編集部）
