ランパード、ジェラード、スコールズをも超える? デ・ブライネは “プレミア歴代最高”のMFなのか
チェルシーで10番を務めた元イングランド代表ジョー・コール氏はマンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネがフランク・ランパードやスティーブン・ジェラード、ポール・スコールズといったプレミアを代表する歴代のMFより優れていると考えている。
プレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦で2ゴール1アシストを記録したデ・ブライネ。どちらのゴールもスーパーゴールであり、左右どちらの足でも強烈なシュートが打てることを示した。さらにファイナルサードで幾度となくチャンスを演出した同選手はシュートだけではなく、スルーパスやロングパスでもスタジアムを沸かせた。
「彼は誰よりも上に座っていると思う。本当にそう思う。フランクも、スコールズも、スティーブンも、みんな含めてね。私は彼だと思う。彼は上昇していると思うし、彼らは当時の偉大な選手だ。ルールが変わり、ピッチが変わり、ボールが変わり、トレーニング方法が変わり、すべてが変わるので、時代を比較するのはいつも難しいが、彼はこの時代の最高の選手であり、傑出している」
プレイスタイルやチームにおける役割も違うため、デ・ブライネとレジェンドたちを比較し、どちらが優れているのかを決めることは難しい。しかしシティに加入後、同選手が獲得してきたタイトルやパフォーマンスは傑出しており、ジェラードやランパードといったレジェンドたちに仲間入りしてもおかしくはない。
近年は負傷もあり、1年を通して戦うことが難しくなっているが、それでもシティでの存在感は抜群で、同選手がピッチにいるかいないかでチームは大きく違う。レジェンドたちより優れているかどうかは人によって意見が分かれるかもしれないが、デ・ブライネは現プレミアリーグを代表するMFの1人であり、その実力や実績はレジェンド級だと言えるだろう。