【シェフ日高の簡単イタリアン】香草を巻いて焼きだけ♪最もポピュラーな豚肉料理「ポルケッタ」に挑戦!
イタリアンの巨匠として知られている日高良実シェフ。自身のYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』では、日本の旬の食材を使った、家庭で作れるイタリア料理を紹介しています。今回挑戦する「ポルケッタ」はイタリアで一番ポピュラーな豚肉料理だそうで、お祝いの席で食べられているのだとか。味付けの要は生のローズマリー。筆者はローズマリーを鉢植えで育てているので、絶好のレシピなのです♪
【乾物イタリアン】巨匠・日高シェフ考案の”とろろ昆布”で「チキンピカタ」作ってみた!うま味が倍増してる!
イタリアの伝統料理「ポルケッタ」はローズマリーが香る豚肉料理
画像出典:Pexels
日高シェフが自身のYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』で、イタリアで一番ポピュラーな豚肉料理と紹介していたのが「ポルケッタ」。イタリアではお祝い料理として食べられているそうです。
古代ローマ時代からある伝統料理で、地方によって中に詰める具が多少異なるようですが、一般的にはにんにく、ローズマリー、フェンネル、野生のハーブ、塩が使われます。
日高シェフは「ポルケッタは家庭でも簡単に作れる」と紹介していましたよ。筆者はローズマリーを鉢植えで育てているので、この機会に作ってみます。
ローズマリーがポイント!「ポルケッタ」を作ってみた!
日高シェフはお店で仕込み済みのみじん切りにんにくのオイル漬けを使っていましたが、今回はすりおろしにんにくで作ってみます。
【材料】(4人分)
豚肩ロース肉(とんかつ用)…4枚(約500g)
じゃがいも…2個(約500g)
ローズマリー…1パック
にんにく(すりおろし)…適量
塩・こしょう…適量
オリーブオイル…適量
たこ糸
1.ローズマリーの葉を枝から外して細かく刻みます。
オーブンで豚肉を焼く時に香り付け用にひと枝使うので、除けて刻んでくださいね。
2.筋を切った豚肉を半分くらいの厚さになるように麺棒などで叩き、両面に塩とこしょうを振ります。
今回はとんかつ用の豚肩ロース肉を入手出来なかったため、厚めのステーキ用の豚肩ロース肉を厚さ半分に切って4枚にして使うことに。麺棒で叩くと簡単に薄くなりました。塩とこしょうはたっぷりめに振った方が味のメリハリが付きますよ。
3.にんにくを豚肉の片面に塗り、ローズマリーをたっぷりと振りかけます。
豚肉1枚の片面に5cmほどのチューブ入りにんにくを塗ってから、ローズマリーをまんべんなく振りかけました。「ポルケッタ」の味付けは塩、黒こしょう、にんにく、ローズマリーとシンプル。ソースなどは付けずにいただくようですよ。
4.豚肉2枚を少し重ねてロール状に巻き、豚肉が開かないようにたこ糸を巻き付けて縛ります。
ローズマリーをまぶした面を内側にして豚肉を巻いて棒状にします。たこ糸の巻き始めを固結びにして端に向かってぐるぐると巻き、端まで巻いたら結び始めに向かって巻き、結び始めのたこ糸に結んで糸を切ります。
5.じゃがいもをきれいに洗って食べやすい大きさに切り、水に少し晒して水気を切ります。
じゃがいもは皮付きのまま焼くのできれいに洗い、芽がある場合は必ず取り除いてくださいね。
6.クッキングシートを敷いた天板に4の豚肉と5のじゃがいもを乗せます。じゃがいもにオリーブオイルをかけ、ローズマリーひと枝を半分に切って豚肉に乗せます。
刻んだローズマリーが残っていたら、豚肉とじゃがいもに振りかけてくださいね。
7.180℃に予熱したオーブンで15~20分ほど焼き、豚肉の上下をひっくり返してさらに15~20分焼きます。
オーブンで20分焼いて取り出すとうっすらと焼き色が付き始める感じでした。豚肉の上下をひっくり返し、180℃のオーブンに入れてさらに20分焼きました。焼き終わったら竹串を刺して中まで火が通っているか確認してくださいね。
たこ糸を取り外し、食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付けたら完成です。
旨味が強い豚肩ロース肉にローズマリーの爽やかな風味が広がる!
日高シェフ直伝の「ポルケッタ」がこちらです♪豚肉を巻いて焼いたので断面が渦巻状になっています。なんだか伊達巻きのようなフォルムで親近感が湧きます。
豚肉は叩いて薄くしましたがそれでも1cmくらいはあるようで、今回作った「ポルケッタ」は直径4cmくらいに。まさに伊達巻きくらいの大きさで、ちょうど良いサイズ感です♪
食べてみるとローズマリーの風味が広がって大人っぽい味わい。豚肉に塗ったにんにくが少なかったようで、にんにくの風味はあまり感じられなかったのが残念。にんにくも香れば、かなりイタリア料理らしい味わいになった気がします。
豚肩ロース肉を使ったことで赤身肉と脂身のバランスが良く、パサつかず、噛むたびに豚肉の旨味が広がって、しっかりとお肉を食べた♪という満足感がありました。
じゃがいもは表面がこんがりと焼け、じゃがいも本来の甘味とクリーミーさが際立ってとてもおいしい付け合わせになりました♪
爽やかな香りのローズマリーを使うことで、イタリアンらしいメイン料理に♪
日高シェフのYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』で紹介されていたイタリアで一番ポピュラーな豚肉料理「ポルケッタ」は、刻んだ生のローズマリーを巻き込むのがポイントでした。
日本の家庭料理ではあまり使うことが無いローズマリーですが、イタリア料理ではおなじみのハーブとして広く使われ、日高シェフは「ローズマリーを何に使っていいか分からないという声がありますが、何にでも使ってみて」とコメントしていました。
「ポルケッタ」はローズマリーの風味が決め手になる一品で、豚肩ロース肉もじゃがいもも素材の持ち味をダイレクトに味わえました。
ローズマリーさえあれば、豚肉を巻いてオーブンに入れて焼くだけなので簡単ですよ。焼いている間もローズマリーの香りがキッチンに広がり、食べる前からイタリアンな雰囲気に包まれました♪
いつもとは違うメイン料理になること間違いなしなので、ぜひ。
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
「ポルケッタ」参照サイト
https://www.tutta-italia.com/destination/15639.html/
【乾物イタリアン】巨匠・日高シェフ考案の”とろろ昆布”で「チキンピカタ」作ってみた!うま味が倍増してる!
イタリアの伝統料理「ポルケッタ」はローズマリーが香る豚肉料理
画像出典:Pexels
日高シェフが自身のYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』で、イタリアで一番ポピュラーな豚肉料理と紹介していたのが「ポルケッタ」。イタリアではお祝い料理として食べられているそうです。
古代ローマ時代からある伝統料理で、地方によって中に詰める具が多少異なるようですが、一般的にはにんにく、ローズマリー、フェンネル、野生のハーブ、塩が使われます。
日高シェフは「ポルケッタは家庭でも簡単に作れる」と紹介していましたよ。筆者はローズマリーを鉢植えで育てているので、この機会に作ってみます。
ローズマリーがポイント!「ポルケッタ」を作ってみた!
日高シェフはお店で仕込み済みのみじん切りにんにくのオイル漬けを使っていましたが、今回はすりおろしにんにくで作ってみます。
【材料】(4人分)
豚肩ロース肉(とんかつ用)…4枚(約500g)
じゃがいも…2個(約500g)
ローズマリー…1パック
にんにく(すりおろし)…適量
塩・こしょう…適量
オリーブオイル…適量
たこ糸
1.ローズマリーの葉を枝から外して細かく刻みます。
オーブンで豚肉を焼く時に香り付け用にひと枝使うので、除けて刻んでくださいね。
2.筋を切った豚肉を半分くらいの厚さになるように麺棒などで叩き、両面に塩とこしょうを振ります。
今回はとんかつ用の豚肩ロース肉を入手出来なかったため、厚めのステーキ用の豚肩ロース肉を厚さ半分に切って4枚にして使うことに。麺棒で叩くと簡単に薄くなりました。塩とこしょうはたっぷりめに振った方が味のメリハリが付きますよ。
3.にんにくを豚肉の片面に塗り、ローズマリーをたっぷりと振りかけます。
豚肉1枚の片面に5cmほどのチューブ入りにんにくを塗ってから、ローズマリーをまんべんなく振りかけました。「ポルケッタ」の味付けは塩、黒こしょう、にんにく、ローズマリーとシンプル。ソースなどは付けずにいただくようですよ。
4.豚肉2枚を少し重ねてロール状に巻き、豚肉が開かないようにたこ糸を巻き付けて縛ります。
ローズマリーをまぶした面を内側にして豚肉を巻いて棒状にします。たこ糸の巻き始めを固結びにして端に向かってぐるぐると巻き、端まで巻いたら結び始めに向かって巻き、結び始めのたこ糸に結んで糸を切ります。
5.じゃがいもをきれいに洗って食べやすい大きさに切り、水に少し晒して水気を切ります。
じゃがいもは皮付きのまま焼くのできれいに洗い、芽がある場合は必ず取り除いてくださいね。
6.クッキングシートを敷いた天板に4の豚肉と5のじゃがいもを乗せます。じゃがいもにオリーブオイルをかけ、ローズマリーひと枝を半分に切って豚肉に乗せます。
刻んだローズマリーが残っていたら、豚肉とじゃがいもに振りかけてくださいね。
7.180℃に予熱したオーブンで15~20分ほど焼き、豚肉の上下をひっくり返してさらに15~20分焼きます。
オーブンで20分焼いて取り出すとうっすらと焼き色が付き始める感じでした。豚肉の上下をひっくり返し、180℃のオーブンに入れてさらに20分焼きました。焼き終わったら竹串を刺して中まで火が通っているか確認してくださいね。
たこ糸を取り外し、食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付けたら完成です。
旨味が強い豚肩ロース肉にローズマリーの爽やかな風味が広がる!
日高シェフ直伝の「ポルケッタ」がこちらです♪豚肉を巻いて焼いたので断面が渦巻状になっています。なんだか伊達巻きのようなフォルムで親近感が湧きます。
豚肉は叩いて薄くしましたがそれでも1cmくらいはあるようで、今回作った「ポルケッタ」は直径4cmくらいに。まさに伊達巻きくらいの大きさで、ちょうど良いサイズ感です♪
食べてみるとローズマリーの風味が広がって大人っぽい味わい。豚肉に塗ったにんにくが少なかったようで、にんにくの風味はあまり感じられなかったのが残念。にんにくも香れば、かなりイタリア料理らしい味わいになった気がします。
豚肩ロース肉を使ったことで赤身肉と脂身のバランスが良く、パサつかず、噛むたびに豚肉の旨味が広がって、しっかりとお肉を食べた♪という満足感がありました。
じゃがいもは表面がこんがりと焼け、じゃがいも本来の甘味とクリーミーさが際立ってとてもおいしい付け合わせになりました♪
爽やかな香りのローズマリーを使うことで、イタリアンらしいメイン料理に♪
日高シェフのYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』で紹介されていたイタリアで一番ポピュラーな豚肉料理「ポルケッタ」は、刻んだ生のローズマリーを巻き込むのがポイントでした。
日本の家庭料理ではあまり使うことが無いローズマリーですが、イタリア料理ではおなじみのハーブとして広く使われ、日高シェフは「ローズマリーを何に使っていいか分からないという声がありますが、何にでも使ってみて」とコメントしていました。
「ポルケッタ」はローズマリーの風味が決め手になる一品で、豚肩ロース肉もじゃがいもも素材の持ち味をダイレクトに味わえました。
ローズマリーさえあれば、豚肉を巻いてオーブンに入れて焼くだけなので簡単ですよ。焼いている間もローズマリーの香りがキッチンに広がり、食べる前からイタリアンな雰囲気に包まれました♪
いつもとは違うメイン料理になること間違いなしなので、ぜひ。
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
「ポルケッタ」参照サイト
https://www.tutta-italia.com/destination/15639.html/