平和公園で観光客を襲った殺人未遂事件で逮捕された男が送検されました。男は自宅から包丁を持ち出し無差別に襲ったとみられています。

広島市西区天満町の無職の男(42)は25日、中区の原爆ドーム前で、県外から来た観光客の男性(81)の背中などを包丁で突き刺して殺害しようとした疑いがもたれています。

捜査関係者によりますと男は自宅から持ち出した包丁を使って無言で背後から刺したとみられています。

男性は背中と腹を刺されましたが、衣服に明らかな損傷はなくけがはありませんでした。

男は男性と面識がなく直前にトラブルもなかったことから、警察は無差別に襲ったとみて詳しい動機を調べています。