【農家直伝】ジューシーな“白い部分”たっぷり「白菜の春巻き」作ってみた!″細切り″でエキスがギュギュ~♪

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みなさん、春巻きの具といえば何を入れますか?たっぷりの油で揚げるから、豚肉や春雨、しいたけなど、水分少なめの食材が多いですよね。でも、今回埼玉県の農家に教わったのは「白菜入り春巻き」。しかも、白菜は「白い部分(茎)」だけを使うんです。白い部分といえば、水分たっぷりな部分。春巻きが水っぽくなったり、油ハネしたりしないかしら…。どうやら、白菜の切り方や包み方に秘密がある様子。いったいどんな調理法&お味なのか、確かめてみましょう♪

「白い部分」はすりおろしてディップに♡白菜づくしのサラダ作ってみた!葉も生でパリッと♪【農家直伝】

硬い白い部分も”細切り”で食べやすく♪「白菜入り春巻き」



材料(4人分)
白菜(白い茎の部分を使う)…200g
豚バラ薄切り肉…150g
たけのこ…100g
にんじん…1/2本
ニラ…1/2束
しいたけ…2枚
しょうが…1かけ
春巻の皮…10枚
揚げ油…適量

【A(混ぜ合わせておく)】
中華だし…小さじ1/2 ※
砂糖…小さじ1
オイスターソース…小さじ2
ゴマ油…小さじ2
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1

【水溶き片栗粉(餡用)】
片栗粉…大さじ1
水…大さじ1

【水溶き小麦粉(春巻き用)】
小麦粉…小さじ1
水…小さじ1

※中華ペーストや鶏がらスープの素(顆粒)などで代用可

作り方
<下準備>
・豚肉は酒・片栗粉各小さじ2(分量外)、塩・こしょう各少々(分量外)で下味をつける。
・しょうがはみじん切りにする。
・しいたけは石づきをとる。

1.豚肉、白菜、たけのこ、にんじん、ニラ、しいたけは3cm長さの細切りにしておく。



左下のガラス皿にあるのが白菜の白い部分を細切りにしたものです。量はたっぷり、具のメインとしての存在感は抜群です。



今回初めて、白菜の茎を細切りしたのですが、思ったよりしっかりとしているので、具を包んだときに当たって、春巻きの皮が破れないか心配です…。

2.フライパンに、油大さじ2(分量外)としょうがを入れ加熱し、香りを出す。
1の豚肉を入れ、半分くらい火が通ったら、1のにんじん、白菜、たけのこ、しいたけを順に入れて炒める。

食感が残るように、短時間で炒めます!



3.2に[A]の調味料と1のニラを入れサッと炒め、水溶き片栗粉を入れて冷ます。



4.春巻きの皮に3の具の1/10の量を巻き、水溶き小麦粉でのり付けする。同様の手順で10個の春巻きを作る。

農家さんからは、包む際は「具はよく冷ます」「空気をよく抜く」とアドバイスを受けました。



具をみっちり詰め込んで巻けました♡白菜の白い部分が当たって、皮が破けるようなこともなかったです。





5.油を160℃くらいに熱し、4の春巻きを入れ両面きつね色になったら出来上がりです。



完成!春巻きがズラッと並んでいると、すぐにでもかぶりつきたくなりますね(笑)。



いくつかカットして、お皿にほぼ全部盛り付けてみました♪



では、アツアツのうちにいただきます!

家庭で作る春巻きの醍醐味というと、なんといってもみっちりと詰められた具♡
意外に、白菜の他の具材のボリューム感が前面に出ています。肝心の白菜の白い部分はいずこに…と探してしまうぐらい。



かろうじて、もやしかな?というような、トロトロ~に柔らかくなった薄透明色の具材、それが白菜の茎でした。
口の中で豚バラ肉の旨味などとも相まって、具全体がコク増し増しになり、娘や夫も「おいしい~!」と夢中でした。

ちなみに、白菜の白い部分は、繊維に沿って細切りにすることで、細胞が壊れにくくなり苦みも抑えられるとか。
子どもにも食べやすくなっているのはいいですね。

コクを控えて軽めに楽しみたい方は、豚バラ肉の代わりにお好みで豚ひき肉や、豚もも薄切り肉などを使ってもよいかもしれません。

具を包むときは、空気をよく抜いて



実は春巻きを巻く際に、農家さんのアドバイスを失念して、いつも通り巻いてしまい…油がけっこうハネました(汗)。
白菜の茎は水っぽいので、包むときに「具を冷ます」「空気を抜く」という2点をしっかり守り、油ハネを防ぐのをお忘れなく。

白菜の白い部分を味わい尽くすユニークなレシピ、みなさんもぜひ試してみてください♡

★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/hakusai/16153.html