【ひな祭り】広島のカラフル郷土菓子「ほとぎ」作ってみた!ザクザク香ばしい″おこし″だわ♡【農家直伝】
もうすぐひな祭り。みなさんはどんなお菓子を作りますか?王道のあられ?それともケーキ?わたしは、広島県の農家に教わった郷土菓子「ほとぎ」を作ってみようと思います。ほとぎとは、広島県北部に伝わる米菓子で、炒って潰したもち米などに、あられや黒豆を加えて砂糖や水あめなどを混ぜたものだとか。今では自分で作る人も少なくなっているという幻の伝統菓子にチャレンジして、昔ながらのひな祭りに思いをはせてみようと思います!
【余った切り餅で】レンチンのみ!「手作りひなあられ」作ってみた【マヨネーズやわさびで⁉変化球レシピ】
「ほとぎ」ってどんなお菓子?
広島県の県北地域で、桃の節句(ひな祭り)の時期に、よく食べられていた郷土菓子。
昔は、米を炒って潰して「焼き米」にしたり、正月で余った餅を「あられ」にしたりして、保存食にしている家庭が多かったそう。
ハレの日を祝うために、家庭にあるものでお菓子を作ったのが、ほとぎの始まりともいわれているんだとか。
語源は、節句のことを「とき」と言い、節句の食べものという意味の「おとき」が、「ほとぎ」になったなどいろいろあるそう。
郷土菓子って素朴な感じが好きなんですよね♡さっそく挑戦してみまーす!
今回は半量で手軽に作りやすく♪「ほとぎ」材料と作り方はこちら
材料 ※今回は( )内の半量で作りました。
焼き米…300g(150g)※
水あめ…255g(約127g)
あられ・黒豆・ピーナッツ…合わせて350g~400g(約175g~200g)
揚げ油…適量
砂糖…100g(50g)
しょうが汁…大さじ3(大さじ1と1/2)
塩…小さじ1(小さじ1/2)
※ポン菓子で代用してもOK。
今回は元レシピの半量で作りましたが、初挑戦するにはちょうどよい量だったかと思います。
ちなみに、焼き米はわたしが住む地域では手に入らなかったので、ネットで購入しました。
焼き米自体は、米の甘味を感じるコーンフレークみたい。お湯でふやかして砂糖やみそを加えたり、スープに入れてリゾット風にもできる万能食だそう。
焼き米が手に入らない場合は、ポン菓子などで代用してもいいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、さっそく作っていきますよ~。
下準備
乾燥黒豆を使う場合は、揚げておく。
作り方
1.あられは低温の温度で揚げる。焼き米は少量ずつ入れて揚げる。
あられは何を使ってもよいとのことでしがた、今回は、ひなあられを使いました。
焼き米はこんな感じで揚げていきます。
どちらも油をけっこう吸うので、油の量にご注意を。若干色付いてきたかなという1~2分程度揚げました。
2.大きめのボウルまたは鍋に、1の揚げたあられと焼き米を入れ、黒豆、ピーナッツを加え、混ぜ合わせておく。
材料の内訳は、ひなあられ45g、黒豆40g、ピーナッツ90g。
ひなあられをもう少し多くしたかったですが、1袋全量がこの量だったのでやむなし…ピーナッツが多めになりました。
3.大きめの鍋に、湯煎した水あめ・砂糖・しょうが汁・塩を入れ、焦がさないように煮詰める。泡が出てきたら2に入れて手早く混ぜる。
焦がさないように火加減に注意してくださいね。
4.3のほとぎを熱いうちに型に入れるか、丸めて固める。
農家さんからは「丸めるときは、熱いと固まらないので、少し冷めたくらいでしっかり握るのがコツ!」とアドバイスをいただきました。
最初は、丸にチャレンジしてみましたが、手にくっつく!手を濡らしてもくっつく!ということで…
途中から急遽方針転換!型へ入れることに。どんな型でもよいと思います♡
こちらが完成したもの。いちおう後ろの方に丸めたものも、ひっそり写っております…。
型に入れたものは、しばらく時間をおいてから、食べやすい形にカットしました。
ちなみに、かなり冷めてから再度丸の形にチャレンジしたら、なんとか形になりました(笑)。
農家さんが作ったものは、きれいなまん丸になっていましたが、わたしはまだまだ修行が足らないようで…。
農家のお母さんたちは、ほんと魔法の手をお持ちですね。
やさしい甘さにピリッとしたしょうがの風味がたまらない!
では、いただきます!
サクッ、ザクッ、カリッとして香ばしい~!おこし、みたいですね♡
昔実家で両親がよく食べていた、雷おこしというお菓子を思い出します。
しょうが味も思ったよりよく効いていますね。
水あめで固めているためか全体にねばりもあり、あられの甘さより、焼き米の香ばしさと、しょうがのピリッと感が前面に出てます。
揚げているから腹持ちも良さそうで、おやつにもぴったり!
ひなあられを使っているので色合いも綺麗で、家族にも好評でした♪
子どもの頃より、年を重ねた方が、こういうお菓子のよさがしみじみと分かってくるなぁ(笑)。
実は今回、乾燥黒豆をそのまま使ったところ…かなり固い仕上がりになってしまいました。
温かいしょうが汁と絡めることで、ジンワリと柔らかくなるかなと思っていたのですが、固いままでした。
乾燥黒豆は、揚げておくなどキチンと下処理をしてから使うことをおすすめします。
それにしても、郷土菓子が自分の手で作れるとは、うれしいですね。
みなさんも、昔ながらのひな祭りに想いを馳せ、「ほとぎ」作りを体験してみてはいかがでしょうか?
★今回のレシピは、JAひろしま「食べるレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://jahiroshima.or.jp/recipe/okashi/miyoshi035/
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「ほとぎ」ってどんなお菓子?
広島県の県北地域で、桃の節句(ひな祭り)の時期に、よく食べられていた郷土菓子。
昔は、米を炒って潰して「焼き米」にしたり、正月で余った餅を「あられ」にしたりして、保存食にしている家庭が多かったそう。
ハレの日を祝うために、家庭にあるものでお菓子を作ったのが、ほとぎの始まりともいわれているんだとか。
語源は、節句のことを「とき」と言い、節句の食べものという意味の「おとき」が、「ほとぎ」になったなどいろいろあるそう。
郷土菓子って素朴な感じが好きなんですよね♡さっそく挑戦してみまーす!
今回は半量で手軽に作りやすく♪「ほとぎ」材料と作り方はこちら
材料 ※今回は( )内の半量で作りました。
焼き米…300g(150g)※
水あめ…255g(約127g)
あられ・黒豆・ピーナッツ…合わせて350g~400g(約175g~200g)
揚げ油…適量
砂糖…100g(50g)
しょうが汁…大さじ3(大さじ1と1/2)
塩…小さじ1(小さじ1/2)
※ポン菓子で代用してもOK。
今回は元レシピの半量で作りましたが、初挑戦するにはちょうどよい量だったかと思います。
ちなみに、焼き米はわたしが住む地域では手に入らなかったので、ネットで購入しました。
焼き米自体は、米の甘味を感じるコーンフレークみたい。お湯でふやかして砂糖やみそを加えたり、スープに入れてリゾット風にもできる万能食だそう。
焼き米が手に入らない場合は、ポン菓子などで代用してもいいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、さっそく作っていきますよ~。
下準備
乾燥黒豆を使う場合は、揚げておく。
作り方
1.あられは低温の温度で揚げる。焼き米は少量ずつ入れて揚げる。
あられは何を使ってもよいとのことでしがた、今回は、ひなあられを使いました。
焼き米はこんな感じで揚げていきます。
どちらも油をけっこう吸うので、油の量にご注意を。若干色付いてきたかなという1~2分程度揚げました。
2.大きめのボウルまたは鍋に、1の揚げたあられと焼き米を入れ、黒豆、ピーナッツを加え、混ぜ合わせておく。
材料の内訳は、ひなあられ45g、黒豆40g、ピーナッツ90g。
ひなあられをもう少し多くしたかったですが、1袋全量がこの量だったのでやむなし…ピーナッツが多めになりました。
3.大きめの鍋に、湯煎した水あめ・砂糖・しょうが汁・塩を入れ、焦がさないように煮詰める。泡が出てきたら2に入れて手早く混ぜる。
焦がさないように火加減に注意してくださいね。
4.3のほとぎを熱いうちに型に入れるか、丸めて固める。
農家さんからは「丸めるときは、熱いと固まらないので、少し冷めたくらいでしっかり握るのがコツ!」とアドバイスをいただきました。
最初は、丸にチャレンジしてみましたが、手にくっつく!手を濡らしてもくっつく!ということで…
途中から急遽方針転換!型へ入れることに。どんな型でもよいと思います♡
こちらが完成したもの。いちおう後ろの方に丸めたものも、ひっそり写っております…。
型に入れたものは、しばらく時間をおいてから、食べやすい形にカットしました。
ちなみに、かなり冷めてから再度丸の形にチャレンジしたら、なんとか形になりました(笑)。
農家さんが作ったものは、きれいなまん丸になっていましたが、わたしはまだまだ修行が足らないようで…。
農家のお母さんたちは、ほんと魔法の手をお持ちですね。
やさしい甘さにピリッとしたしょうがの風味がたまらない!
では、いただきます!
サクッ、ザクッ、カリッとして香ばしい~!おこし、みたいですね♡
昔実家で両親がよく食べていた、雷おこしというお菓子を思い出します。
しょうが味も思ったよりよく効いていますね。
水あめで固めているためか全体にねばりもあり、あられの甘さより、焼き米の香ばしさと、しょうがのピリッと感が前面に出てます。
揚げているから腹持ちも良さそうで、おやつにもぴったり!
ひなあられを使っているので色合いも綺麗で、家族にも好評でした♪
子どもの頃より、年を重ねた方が、こういうお菓子のよさがしみじみと分かってくるなぁ(笑)。
実は今回、乾燥黒豆をそのまま使ったところ…かなり固い仕上がりになってしまいました。
温かいしょうが汁と絡めることで、ジンワリと柔らかくなるかなと思っていたのですが、固いままでした。
乾燥黒豆は、揚げておくなどキチンと下処理をしてから使うことをおすすめします。
それにしても、郷土菓子が自分の手で作れるとは、うれしいですね。
みなさんも、昔ながらのひな祭りに想いを馳せ、「ほとぎ」作りを体験してみてはいかがでしょうか?
★今回のレシピは、JAひろしま「食べるレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://jahiroshima.or.jp/recipe/okashi/miyoshi035/