スカイレール4月末で廃止を許可 新たにEVバス運行へ 広島市安芸区
安芸区の住宅団地とJR瀬野駅前を結ぶスカイレールが4月いっぱいで運行を終えることが正式に決まりました。
スカイレールは安芸区のみどり坂団地とJR瀬野駅前の間1.3kmを懸垂式のゴンドラで移動する交通機関です。
ロープウェーとモノレールを一体化した国内唯一の乗り物で、1998年に運行を開始しました。
国は運営会社からの申請をうけスカイレールの廃止を許可したと29日付で発表しました。
スカイレールは高台にある団地住民の交通手段として1日平均約1600人が利用していましたが、部品調達に費用が重なり赤字が続いていました。
最終運行は4月30日で、来月30日からは代替交通として電気自動車の路線バスが走るということです。