10年来の友達に恋人ができて距離ができた…中元「友人と恋人って多分同じカテゴリーではなくて。でも、それぞれ大切」
『中元日芽香の「な」』が、2月26日(月)午前7時に更新され、リスナーからのメールでの相談に答えた。
今回の相談は、「10年来の離れた場所で暮らしている友人との関係についてです。その友人とは大学時代に出会い、就職を機に住む場所が離れました。ただ場所こそ離れたものの、月1回ほど通話をしたり、年1~2回で対面で会うくらい交流を穏やかに行う関係です。何でもないことも気軽にラインができます。昨年11月に念願の2人で行った旅行で、友人から恋人ができたことをその時初めて、告げられました。恋人ができることに関しては、友人が望んでいたことなので、素直におめでとう。と口を突いて出てきました。誰かに恋人ができたことを伝えるのは初めてだと友人は言といました。ただ問題はこの後。少しずつ連絡の頻度が減といるなと感じるようになりました。また通話したいことを友人に申し出て体調不良と伝えられました。2度目に間を置いて、声を掛けたときに1度目と違う種類の体調不良だと伝えられました。離れて住んでいるので真意こそ不明ですが、私はとてつもない疑心暗鬼になといますどうしても自分のことを避けられているのではないか優先順位が低くなといるのではないかと不安が次々に湧いてきます。優先順位を高くしてほしいわけでは決してなくて、私の優先順位を下げないでほしいというのが正直なところです。恋人という存在が素敵でありますが、順番をすっ飛ばして、友人の1位に躍り出ることに傷ついてもいます。中元さんにお伺いしたいのは、離れて住んでいる大切な人に対する不安、真意がわからないもやもやとどう向き合えばいいのかという点です。これは私が自力で解決できること、考え方などと相手に対するアクション、声かけや接し方が知りたいです。私は真意がわからないことについて、基本的にネガティブベースで考えてしまいます。これをポジティブまではいかないまでも、フラットに捉えるにはどう考えればよろしいでしょうか」
この相談に中元は次のように答えた。
「10年来の付き合いのある友人に対して相手の気持ちを尊重したいし相手の幸せを尊重したいし、でも、自分が感じた不安をなかったことにすることはできないし…というような矛盾が生じていらっしゃるんですね。聞きたいことの1つ目として、自力で解決できること、考え方などありませんか?というふうにあげてくださっていましたね。相手の変化していくスピードに気持ちがまだついていけてなくて、戸惑いがあるよということならば、時間をかけてもいいから少しずつ友人の環境の変化を受け入れるように考えてみるというのはどうでしょうか。友人と恋人って多分同じカテゴリーではなくて。でも、それぞれ大切で。10年もの付き合いがあるからつい甘えているのかもしれないですね。一方で、恋人さんとは今が関係性を構築している最中なので、気を張ってたりといった違いはあるかもしれません。でも、だからといって恋人ができた途端に連絡の頻度が急に変わったりとか、断られることが増えたり、理由なんかもモヤモヤするなあというお話がありましたが、私の知ってる友人ではなくなってしまうようで寂しいなあとか、私のことは大切じゃないのかなとか、不安になるのは当然だと思います。なので、長くなりましたが、友人は今その変化の時期にいるともう少し恋人さんとの関係性が落ち着くまで、自分の時間を大事にするかと考えてみるというのも1つの考え方なのかな。このままこちらが関係性を維持しようとしないとフェイドアウトしてしまいそうだなとなる前に、一度ご自身の考えを伝えられるといいなというふうに思いました。これが、2つ目にあげてくださった相手に対するアクション声かけや接し方になるんですかね。何か自分の思いを正直にというか、幸せになってほしいのも本当だし、寂しいとか疑心暗鬼になってるよというのもね。例えばその恋人さんとのことで、ご友人が悩んだ時に相談相手として、候補に浮かぶのは悪い気はしないのかなとか。でも、あまりにあちらからの連絡がなさすぎて、こちらがネガティブな感情でいっぱいになってしまったり、可能性をいろいろと自分で考えてしまう前に、改めてこの数カ月間感じたことを話してみるのも友人ならいいんじゃないかなと思います。離れて暮らすようになってから雑談LINEができたり、2人で旅行へ行ったりする中って、きっとお互いに無理なく自然体で時間を共有できる間柄なんだろうなって。だって離れて暮らすようになると話題探しに困っちゃったりとか、ちょっとよそよそしくなったりという人の方が多い中で、気軽に近況報告だったり電話できるというのはそれだけご友人との絆の深さが伝わってきます。恋人さんのことも大事な存在かもしれないけれど、10年かけて築いてきた信頼関係というのは強固なものだと思いますし。大事の種類は一つじゃないと思いますが、でもこの数カ月間寂しかったですよね。そんな寂しさも受け止めてくれるご友人であってほしいなというふうに私は思います。