【今日の注目ポイント】深夜にサウジカップデー 日本馬が多数出走
2月24日(土)は中山・阪神・小倉の3場開催。また、深夜にはサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場でサウジカップをはじめ、多数の重賞競走に日本馬が参戦する。23日正午時点の馬場状態は、中山が芝・ダート共に稍重、阪神が芝・ダート共に重、小倉が芝・ダート共に不良。24日の天気は中山が晴れ時々曇り、阪神が曇りのち晴れ、小倉が曇りの予報となっている。
■日本から21頭が世界の強豪に挑む
サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップデー。日本からは全6レースに計21頭が出走を予定している。日本時間23時ちょうど発走となるサウジダービーを皮切りに、26時40分発走のサウジCまで、日本対世界の見逃せない戦いが続く。なお、馬券発売があるのはサウジCのみで、土曜朝7時から行われる予定。
■1着賞金約15億円をかけた戦いサウジC
サウジカップデーのメインを飾るサウジカップ(北半球産4歳上、南半球産3歳上・沙G1・ダ1800m)にはレモンポップ、ウシュバテソーロ、デルマソトガケ、クラウンプライドの4頭が参戦。対するはBCクラシック(米G1)覇者のホワイトアバリオ、ペガサスWC(米G1)を制したナショナルトレジャーなど。なお、日本のメイショウハリオは出走取消となった。
■仁川SにJBCレディスクラシックの覇者アイコンテーラーが登場
阪神11Rはダート2000mの仁川S(L)。昨年のJBCレディスクラシックを勝ったアイコンテーラーが登場。チャンピオンズCでは砂を被って惨敗も、外枠を引いて巻き返しが濃厚。対するは距離延長がプラスに出るオーロイプラータ、初ダートのショウナンバシット、昇級初戦も素質高いバハルダールなど。
■幕張Sでディオスバリエンテがオープン入りを目指す
中山11Rは芝1600mの幕張S(3勝)。ディオスバリエンテは2走前に崩れたが、前走の節分Sで即巻き返して2着。中山コースも[2-0-1-0]と相性が良く、ここでオープン入りを目指す。対するは中山がプラスに出そうなスズハローム、こちらも中山がプラスに出そうなニシノライコウなど。
■伊丹Sでサンデーファンデーがオープン入りを目指す
阪神10Rはダート1800mの伊丹S(3勝)。サンデーファンデーは2勝クラスの前々走を圧勝、昇級初戦の前走・北山Sでも差のない3着。既にクラスの目処を立てていて、ここであっさりとクリアなるか。対するは阪神に戻って巻き返しが期待されるグーデンドラーク、穴で休み明けの前走が好内容のロッキーサンダーなど。
■水仙賞で素質馬が無傷連勝を狙う
中山9Rは芝2200mの水仙賞(3歳・1勝)。ターコイズフリンジはデビュー戦の馬体重が532キロとかなりの大型馬で、初戦はどうかと思われたが、バネの利いたフットワークで豪快に捲り差して完勝。スケールは十分。クリスマスパレードは軽い造りで前へ行くセンスがあり、前走は4角先頭から押し切り。対極的な2頭が無傷連勝を狙う。
■すみれSでメリオーレムの3連勝なるか
阪神9Rは芝2200mのすみれS(L)。メリオーレムは未勝利・エリカ賞と連勝。好位から安定した立ち回りで、開幕週のここは有利に運べそうだ。対するは若駒Sで2着のミカエルパシャ、朝日杯FSで4着と健闘したジューンテイクなど。
■嶋田純次騎手らが節目の勝利までわずか
嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中山で1鞍に騎乗。石神深一騎手はJRA通算200勝まであと3勝で、本日は小倉で2鞍に騎乗する。
■矢野英一調教師がバースデー
矢野英一調教師は本日が54歳のバースデー。管理馬は中山で1頭、小倉で2頭がスタンバイしている。