2月1日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの西口文也ファーム監督にインタビューした模様を放送した。オフシーズンの過ごし方について、そして来たる春季キャンプに向けての心境を訊いた。

――選手はオフシーズンにもトレーニングを重ねますが、指導者はしっかり休める?
西口「休める時にはきちんと休むようにしています」

――オフの日にも過去のデータなど、見ないといけないものはある?
西口「過去の試合の振り返りはしますね。昨年1年間の試合です」

――気がついたことはある?
西口「どのような試合内容だったか、選手がどういった動きをしていたかを時間がある分、改めて見ることができました」

――今年もユニフォームを着る時期が近づいてきましたが心境は?
西口「毎年そうですけど、もうユニフォーム着ないといけないのかと(笑)。もうキャンプか、早いなという印象ですね」

――現役時代よりも早く感じるものですか?
西口「あまり変わらないような感じもします」

――勝負の時が近づいてきたという感覚?
西口「本格的に仕事をしないといけないなという感覚ですね(笑)」

――キャンプインは2月6日、B班の選手は4日までどのように動いている?
西口「各自でキャンプインに向けて調整している段階ですね」

――キャンプ地と所沢で練習内容に違いはある?
西口「少しは違うとは思います。チームで動くのと個人で動くのとでは違いますね」

――一軍、二軍ではなくA班、B班と呼んでいる理由は?
西口「昔からそうなので(西口監督が現役の頃から)、何の違和感もなく使っていますね。まだ固定されたメンバーではない、確定されたメンバーではないという意味だと思います」

――A班、B班で選手を分ける際の基準は?
西口「僕が決めているわけではないですが、一軍に近い選手はA班にいって、まだまだ力が足りない部分がある選手はB班でしっかりと練習をさせる。練習することは一緒なのですが、A班にいるのとB班にいるのでは気持ち的に変わりますね」

――ベテランがあえてB班でスタートすることもありますね?
西口「B班の方が、自分のペースで調整しやすいところはある。僕もB班で自分で調整させてもらっていた時期もあります」

――自分のペースでできるとやはり変わりますか?
西口「タイムスケジュールに追われませんし、そうですね。もちろんチームで動くこともありますけど、それ以外の時間は自分任せにしてくれる。自分の思うような練習ができるのはいいと思います」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー