川崎が前半早々に失点【写真:Getty Images】

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ACLベスト16第2戦、川崎と山東泰山が再戦

 川崎フロンターレは2月20日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16第2戦を等々力陸上競技場で行い、山東泰山(中国)と対戦した。

 アウェーでの第1戦を3-2で勝利していた川崎だが、第2戦では開始8分に先制ゴールを許している。

 立ち上がりから、試合に入り切れていない感じのあった川崎だが、序盤のピンチはGKチョン・ソンリョンの好セーブに助けられていた。しかし前半8分、自陣からビルドアップをしようとした川崎は、GKチョン・ソンリョンがDF大南拓磨にパスをつける。大南はボールをコントロールし、寄せてきたMFリー・ユェンイーをかわそうとするが、ボールを引っかけられてしまい、リー・ユェンイーと大南は入れ替わる形に。エリア内に侵入したリー・ユェンイーは、GKチョン・ソンリョンに寄せられる前にクロスを入れる。ゴール前に詰めたFWクリサンがこれに合わせ、ゴールを決められてしまった。

 この試合、引き分け以上で7大会ぶりのベスト8が決まる川崎だが、序盤の失点で2試合合計3-3の同点に持ち込まれた。今シーズンよりACLはアウェーゴールがないため、このまま1点差で90分が終われば、延長戦に突入することになる。

 2024年に入り、すでに公式戦2試合をこなして2連勝中の川崎だけに、今季初のホームゲームでの反撃に期待がかかる。(河合 拓 / Taku Kawai)