【卵料理の裏ワザ】圧倒的なとろ~り♡に感動必至!「棒寒天でスクランブルエッグ」は初めての食感なの

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NHK『ひるまえほっと』の人気コーナー「かんたんごはん」で紹介していた、新発想のスクランブルエッグ。な、な、なんと、棒寒天を卵に混ぜて作るというから、びっくり。棒寒天はふにゃふにゃになるまでには戻さず、5分ほど牛乳につけて少しだけやわらかくし、卵と混ぜて加熱するのだとか。加熱する際も寒天は完全に溶かしません。溶けきる前のトロンとした寒天の食感を残すのがポイントなんだそうですよ。

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新感覚!「棒寒天でとろーりスクランブルエッグ」の材料と作り方



卵4個はけっこう量が多くなりそうなので、分量を半分にして作ることに。

【材料】2人分
棒寒天…約10g
牛乳…100ml
卵…4個
塩…ひとつまみ
バター…大さじ1

◆仕上げ
黒こしょう…少々
乾燥パセリ…少々

バターは有塩バターを使用。

【作り方】

1.棒寒天を手で一口大にちぎります。



棒寒天は加熱すると溶けるので、食感が残るよう小さくしすぎず、一口大にちぎるのがポイントとのこと。

2.1に牛乳を加えて軽く混ぜ、5分ほどおきます。



水ではなく、牛乳で戻すことで寒天に牛乳の甘みやコクが加わるそうです。また、棒寒天の通常の戻し時間は10~20分ほどだそうですが、寒天の食感を残したいので、今回は戻す時間が5分とかなり短めです。

3.別のボウルに卵を割り入れ、溶きます。

そこに、2と塩を加えて、全体が絡むように混ぜ合わせます。



4.フライパンを弱火にかけたらバターを入れ、バターが溶け切らないうちに3を加えます。フライパンが温まりすぎてから入れると、寒天が溶ける前に卵に火が通ってしまうそうです。



寒天が半分ほど溶けるまで、混ぜながら弱火でじっくり加熱します。



5.卵が半熟くらいに固まったら火を止めます。固まり具合はお好みで。今回は4分ほど加熱しました。

お皿に盛りつけ、黒こしょうと乾燥パセリをふりかけて出来上がり。



調理時間は10分。とっても簡単に出来ました。

卵だけで作るスクランブルエッグとは、見た目もちょっと違いますね。



では、いただきます!



おお~、ふわとろなスクランブルエッグです。この"ふわとろ"食感は、溶けた寒天のおかげなんですね。そして、溶けきる直前の寒天の存在がおもしろい。溶けきっていない、寒天のトゥルンとしつつも繊維っぽさのある、なんともいえない食感を感じます。



食感だけでなく、味もいつものスクランブルエッグと、ちょっと違う感じ。ほんのり寒天の風味を感じるので、気になる方はいるかなとも思います。ケチャップをかけると、その風味が気にならないのでおすすめです。



「棒寒天でスクランブルエッグ」は、"半溶け"の棒寒天独特の食感を感じる、新感覚のスクランブルエッグでした。寒天を入れることでボリュームがアップするところも魅力。作ってみてはいかがでしょう。