【シェフ三國の簡単レシピ】丁寧な仕事で「フレンチポテト」に挑戦♪油の温度と揚げ時間を精緻に守れば優勝!

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フレンチポテトって、フライドポテトとは違うの?って思いますよね。実は同じなんです。国によって呼び方が違って、フライドポテトというのはなんと和製英語なのです。つまりほぼ日本だけの言い回し。ちなみに発祥はベルギーで、アメリカ人が「フレンチフライ」と呼んだのが始まりとか。なんともややこしい話ですが三國シェフのレシピ名は「フレンチポテト」。食べておいしければいいということで、さっそく作ってみました!

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シェフ三國の「フレンチポテト(Frites maison)」の材料と作り方

【材料】※2~4人分
・じゃがいも…6個(メークインがおすすめ)
・塩…適量



【作り方】※調理時間:15分
1. 皮をむかずにじゃがいもを縦に4等分して、キッチンペーパーの上に乗せます。



2. じゃがいもの上にキッチンペーパーを2枚重ね、水分を拭き取ります。



3. 熱した油に入れ、中火の弱火(120~130℃)で10分程度揚げます。


※揚げるというより、煮るイメージです。

4. 竹串がすっと入るようになったら、中火の強火にします。



5. 1分したら強火にします。





6. キツネ色でカリカリになったら油から上げ、塩を振ります。



7. 器に盛って、出来上がりです。



袋入りスナックとしても有名なフライドポテトですが、北米ではフレンチフライ、イギリスではチップス、ベルギーではフリッツ、フランスではフリットと呼ばれていて、フライドポテトはなんと和製英語なのです。三國シェフはわざわざ「Frites maison」と言ってますが、これは「自家製フライドポテト」という意味で、お母さんが家で揚げてくれるポテトという意味です。男爵いもでもおいしくできますが、中がホクホクに仕上がるメークインの方がおすすめです。

フライドポテトなんて、ただ揚げるだけじゃないの?と思っている人も多いと思いますが、このレシピのように途中で温度を操作して、二度揚げ、三度揚げのようにすることで仕上がりが全く違うものになります。外はカリカリ、中はホクホクという言葉がよく使われますが、このポテトはまさにこの言葉通りの仕上がりで、しかも揚げたてに振った塩がとんでもなくおいしくしています。塩も揚げたてで振るのと後で振るのとでは付き方が全く違いますので、先に用意しておいて、サッと振ってください。

三國シェフがYouTubeで使っていた塩ですが、袋に「ミクニ様向け 能登 旨味・振り塩 能登の海水100%」と書かれていましたので、たぶん市販されていない特注品だと思います。能登は塩作りも盛んで海洋深層水の塩や塩田で作る塩、竹炭の塩など様々な塩があります。海外ではフランスのゲランドの塩などが有名ですが、調味料が塩だけですので甘みのあるおいしい塩を使うと違いが分かっていいかもしれません。

とにかく揚げたてが最高においしいので、ぜひ作ってみてください!


じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。