インドネシア・バリ島のサヌールビーチの日の出(2024年2月6日撮影)。(c)SONNY TUMBELAKA / AFP

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【AFP=時事】「神々の島」として知られるインドネシアの人気観光地バリ(Bali)島は14日、観光税15万ルピア(約1440円)の徴収を開始した。当局が明らかにした。人気を活用して収入を増やし、島の魅力を保護するための試み。

 バリ州の知事代行は12日、記念式典で「観光税は、バリの文化と環境の保護を目的としている」と説明した。

 観光税は、オンラインポータル「Love Bali(ラブ・バリ)」を通じて納めなければならない。対象は国内外からバリ島を訪れる外国人観光客で、インドネシア国民は対象外。

 バリ島は、厳しい規制が課された新型コロナウイルス禍から立ち直りつつある。公式統計によると、昨年1〜11月には480万人近くが訪れた。

【翻訳編集】AFPBB News

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