自虐ネタはアリ?ナシ?
お笑いコンテストであるコンビが披露した頭髪の薄い人を揶揄するネタがBPOで問題視された。2月13日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、自虐ネタについてプロの芸人が議論した。
大島育宙「結局は受け手が笑うかどうか」
西川「ですよね」
大島「世の中で受け入れられなくても自分の単独ライブでは自虐ネタをやり続けるんだっていう人たちの単独ライブが満杯になり続けるっていう可能性もあるし、芸は芸だと思うし、それを子どもたちが真似するからとか一般の社会規範に影響するっていうのは別の議論かなと思いますね」
西川「バービーさんはどうですか、自虐ネタについて」
バービー「確かにハゲてる視聴者さんが『なんかオレのハゲ、そんな笑い者にされるものでもないのにな』とキズついちゃうだったら凄く痛々しいかなと思うんだけど、私、芸人さんがやってるデブ、ハゲ、チビ、ブスってユーモアを分かっている人たちがやってることが多いと思うんですよ」
大島「じゃないとウケないですもんね」
バービー「だから、そもそも『自分と同じハゲだ』『自分と同じデブだ』って認識しづらいように出来てると思うんです。芸人さんたちは、いわゆる“プロレス”でやってることだし、一般社会に落とし込まないでほしいなと思いつつ、落とし込むようなイジリをする人がいなきゃいいなって願ってます」
大島「自虐と他虐の違いだと思ってて、自虐ネタはバービーさんがおっしゃったように自分をショーアップできてる人が覚悟を持ってやってることが、ある程度見てわかるように出来てると思うんですよね」
番組では、この他にも自虐ネタについて真剣に議論しています。