昨年のエルムSを制したセキフウと武豊騎手(撮影:山中博喜)

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 武豊騎手がセキフウ(牡5、栗東・武幸四郎厩舎)で、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)の5年ぶり6勝目を狙う。

 97年にフェブラリーSがGIに昇格して以降、武豊騎手は27回騎乗。03年のゴールドアリュール、06年のカネヒキリ。08年のヴァーミリアン、15年のコパノリッキー、19年のインティで5勝を挙げている。これはもちろん歴代トップの数字だ。

 今年のパートナーはセキフウだ。19年から22年のインティ、昨年のヘリオスに続いて、6年連続で4文字馬名の馬とのコンビ。昨夏にはエルムSで鮮やかな差し切り勝ちをおさめており、展開が嵌まった時の破壊力は抜群だ。ハイペースになれば出番があっていいだろう。

 これまでのフェブラリーS・5勝は全て1番人気だったレジェンド。一転、今年は穴党を喜ばせることができるか、熟練の手綱捌きに期待したい。