高校生の希望に合った就職を後押ししようと、進路指導の先生が職業体験できるイベントが県内で初めて開かれました。

「先生フェス」は高校で進路指導に関わる先生と企業の採用担当者が、職業体験を通じて直接交流できるイベントです。

県内を中心にした１３の企業と１７の高校や専門学校などが参加し、先生らは水道管をつなぐ作業や看板の仕上げに使うシート加工などを体験しました。

参加した先生「すごくおもしろかったです。色々な職業を体験しているわけではないので、実際にやってみることで子どもたちへの提案や話しやすさ（の幅が）広がった」

県内の高校生の求人倍率は４．６５倍と過去最高ですが、高校生は企業と直接接点を持つ機会がほとんどないため、先生が職種を理解し説明することが求められているということです。