ド派手金髪姿でキャンプ地入り 中田翔の姿に込められたナインへの「メッセージ」とは
中田は過去3度の打点王に輝くなど勝負強さが持ち味(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
大将見参だ。中日の中田翔が30日、春季キャンプのため、沖縄入り。自主トレ期間中に丸刈り姿になっていたことも話題を呼んだが、何と今度は金髪に染め上がっていたという。
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中日といえば、立浪和義監督、今回新任となった片岡篤史1軍ヘッドコーチはPL学園出身とあって、ナインの身だしなみや礼節を重んじることでも知られている。そんな中でド派手な登場となったことでSNS上でもファンの間からは「立浪監督、大丈夫か?」と心配する声が上がりながらも、「似合っている」「若手が伸び悩む環境で風穴をあけてほしい」とチームに新風を与える意味でも頑張ってほしいと応援する声も上がった。
中田は金髪以外にも29日は自身のインスタグラムに「新アイテムゲット!」のメッセージとともに、今季の自身の背番号「6」をデザインしたダイヤのネックレスを披露するシーンもあった。
「紳士たれ」の巨人を離れてから、まるで解放されたかのごとく、金髪やダイヤのネックレスなど、続々と自身の志向を打ちだしている裏には今季に賭ける思いも透けて見える。
巨人との複数年契約を破棄して、自らで新天地に飛び込んだ。過去3度の打点王に輝くなど球界屈指のスラッガーも、残りの野球人生を見据え、今回の道を選択したという。ド派手な外見で結果を残せなければ、それだけ批判が高まることも分かった上で、あえて「自分らしさ」を貫くことを選んだ。
ナインにも今回の中田の姿は刺激を与えそうだ。チームは2年連続リーグ最下位と低迷。首脳陣は若手抜擢で生まれ変わらせようとしているが、実績のある選手も少ないためか、チームカラーもおとなしさが目立つ。勝負ごとの世界では、ときには相手を見下すぐらいの強気な姿勢も必要とあって、中田のパンチ力あふれる姿を個々がどう受け止めていくのかも今後の注目ポイントとなりそうだ。
早速沖縄入りした30日の夜にはナインと食事会を行い、親交を深めた様子も自身のインスタグラムにアップされた。中日のダブルエース、大野雄大、柳裕也ら投手陣も含め、大勢のナインとともに笑顔を見せたショットとともに「最高の1日になりました!!」「いろんな野球の話してマジでこのチームで勝ちたいって思った!!」と熱い気持ちをつづっている。
果たして中田加入でチームにどんな化学反応をもたらすか。昇り竜の1年となることをファンも熱望している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]