昨年のジャパンCでレーティング135ポンドを獲得したイクイノックス(昨年11月撮影、ユーザー提供：ゲストさん)

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　2023年のワールド・ベスト・レースホース・ランキングが23日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。イクイノックスが135ポンドを獲得して23年のレーティング世界1位となった。

　イクイノックスは昨年のジャパンCで135ポンドを獲得した。これは140ポンドのフランケルとフライトライン、138ポンドのダンシングブレーヴ、137ポンドのパントレセレブル、136ポンドのシャーガー、ジェネラス、シーズスターズに次いで歴代8位タイとなる数字。エルコンドルパサーの134ポンドを上回り、日本調教馬では歴代トップとなった。また、日本調教馬の年間世界1位は130ポンドを獲得した14年のジャスタウェイ以来で史上2頭目の快挙だった。

　「ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」とは国際競馬統括機関連盟(IFHA)が発表する世界の競走馬の格付け。格付けはレーティングで行われる。レーティングとは競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差、負担重量などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したもの。2歳、3歳、4歳以上の年齢別、芝ダート別、並びに距離別(2歳は距離別のカテゴリーなし)となっている。ランキングやGIのプレレーティング等に用いられるレーティングは、原則としてGI、Jpn1は6着まで、その他の重賞やオープンは4着までの数値となっている。