武田砂鉄「なかなかうまくはいかないですよね」能登半島地震 2次避難進まず
1月16日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、令和6年能登半島地震被災地の現状に関する記事を取り上げた。
番組では、能登半島地震の被災地で断水のなか介護職員が不休で高齢者を支えている現状に関する記事(朝日新聞)、そして被災者をホテル・旅館に移す「2次避難」がわずか6パーセントしか進んでいないという記事(毎日新聞)を紹介。大竹は「今日みたいに冷え込む日は被災地はどうなっているんだろうなと思うよね。現地は雪が降っていて気温はマイナスだっただろうし。テレビを見ていても現地に行かない限り凍える感じとか、寒さって言うのは伝え方が(難しい)。」と被災地の現状について触れた。フリーライターの武田砂鉄氏も「これから災害関連死っていうのがこれまでの震災後の流れを考えると増えてきてしまうので、それをいかに減らすかということを考えたときに2次避難という選択肢を選んで欲しいなと、被災地から離れた人間はそういうふうに思います。けれども当然そこで暮らしている人たちからしたらなかなかその判断に踏み切れないということもあります。2次避難後にどういうスケジュール感なのかを見せてあげられたらパーセンテージを増やすことに繋がるかと思いますがなかなかうまくはいかないですよね」と2次避難の重要性と難しさを訴えた。