三軒茶屋の書店店長・熊谷充紘の穏やかな雰囲気でスタジオの空気にも変化が!?
1月16日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に東京・世田谷区三軒茶屋の書店「トワイライライト」店長の熊谷充紘さんが登場!穏やかな雰囲気を持つ熊谷さんがいるだけで、スタジオの中も穏やかになって、まるで熊谷さんのお店にいるような居心地のいいトークになった。
坂口愛美アナ「熊谷さんが店主を務める本屋・ギャラリー・カフェ「twililight(トワイライライト)」。2022 年3 月11 日に三軒茶屋にオープンされたということなんですよね」
高橋優「本屋をやってみようと思った最初のきっかけって、何だったんですか?」
熊谷充紘「コロナ禍ということもあったりとか、色んな情報が溢れてたりとか、何かに常に追われているような状況だったので、自分自身ときちんと向き合う時間を提供出来ればなって思っていて、それが本屋であり、ギャラリーであり、カフェであったんですね。本をゆっくり眺めていて、ふと気になった本を手に取る。そして『今、自分はこんなことに興味があったんだな』と気付いて、で、気になった本をカフェで読んで、誰にも邪魔されない、自分だけの時間が流れる、みたいな。そういうひとときを提供出来たらと思って、始めました」
高橋「本屋とカフェって、『鬼に金棒』だよね。コーヒーの香りを嗅ぎながらさ、本を見ている時間が一番幸せじゃない?」
坂口「ああ、そうですね。落ち着きますよね」
高橋「今熊谷さんがおっしゃったみたいに、自分自身と向き合う時間ってね、いいっスよね、やっぱね! 一気に行きたくなった、今もう。三軒茶屋に! お店の名前は『トワイライライト』で合ってるんですね?」
熊谷「そうなんですよ。大体皆さん『トワイライト』っておっしゃる方も多くて、それでもいいんですけど」
高橋「それでもいいんですかっ!?」
熊谷「もう、間違えてもらっても全然良くって。最近やっぱり間違えたり失敗することを恐れたりすることが多いと思うんですけど、僕も今この時代からお店を始めるから、多分失敗するんじゃないかと思ってて。だから店名が間違ってると、気楽に出来るかな~というのがまずあったんですけど、その余計な『ライ』をつけくわえたっていうのは、本屋もギャラリーもカフェも、無くても生きてはいけるんですけど、余計なものがあるから人生豊かに感じられると。で、店には屋上があるから、空に近い名前がいいなと。黄昏の時間が好きで、『トワイライトっていい名前だよな~』って思いつつ、そのまんま『トワイライト』だとカッコ良すぎるし、なんか恐れ多いな~って思ったんで、余計なライをつけて『トワイライライト』にしました」
高橋「ただ『LOVE SONG』っていうのと、『LA・LA・LA LOVE SONG』って言うのの違いもさ、そういうことで音が面白かったりさ。そこに『何でLA・LA・LAって付けるの?』って、誰も思わないでしょ?」
坂口「確かに!」
そんな熊谷さんと喋りながら、高橋さんが気付いたこととは?
高橋「なんか、熊谷さんって映画の『耳をすませば』に登場しそう(笑)。図書館で出会う」
坂口「聖司くん?」
熊谷「図書館のエピソードありましたねえ(笑)」
高橋「スタジオの雰囲気を変えてくれてるもん、今。すっげー穏やかで、心が洗われてる。滝の前に居るみたい。そよ風が吹いてるみたいな感じ(笑)。なんだろう、この熊谷さんから出てる空気。きっとお店もこんな感じなんだろうなって思うから……」
坂口「行きたくなりますよね!(笑)」
この後も、熊谷さんにお店の魅力や看板メニューについて伺ったり、おすすめの本などを教えてもらったりと、本好き・本屋好きには特にたまらない放送となった。