ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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入団発表から3時間で発売された大谷翔平の愛犬「デコイ」のTシャツ

 ドジャース入団会見で大谷翔平投手の愛犬の名前が判明したわずか3時間後……。“爆速”で販売された「デコイTシャツ」が話題となった。作成した「RotoWear」のケニー・テベロウィッツ代表は「このTシャツは既にこの四半期で最高の売上を記録しています」と明かした。

「RotoWear」はメジャーリーガーのTシャツを制作している会社で、従業員はテベロウィッツさん1人。14日(日本時間15日)のドジャース入団会見で大谷が愛犬の名前を「デコピン(英語名:デコイ)」と明かした3時間後にTシャツを販売し、話題を呼んでいた。

 テベロウィッツさんによると、公表の15分後から作成に取り掛かった。「デザインのアイデアは直ぐに浮かんできました」。その後、2時間かけて最終的なデザインを完成させ、20分〜30分かけて、3Dデータの作成やホームページに掲載する準備を行ったという。「早く売りたいからと言って急ぐことはありません。なので、この2時間は自分が理想としていたデザインを考案するためにかかった時間です」と完成品に納得する。

 Tシャツは米国のみならず、全世界から注文が殺到。「日本からもたくさんの注文を頂きました!」。具体的な販売数は公表していないが発表からわずか1週間で四半期最大の売り上げだという。一番の喜びは「たくさんのファンが楽しんでくれたことです! (ファンが気にいってくれることは)売上より、遥かに大事にしていることです」と語る。

 すでに次なる手も考えている。大谷Tシャツのデザインが現時点で3作未発表となっていると明かす。「間違いなくこの何週間のうちにオオタニTシャツを発表します!」と力強くコメントした。(Full-Count編集部)