熱狂の渦に包まれたシーズンも終わり、オフに入った野球界。日々の試合がなくなって寂しい……という野球ファンも多いでしょうが、オフならではのイベントが行われているのをご存知でしょうか。今回は、12月17日(日)まで横浜スタジアムで開催されている期間限定イベント・BALLPARK FANTASIA(以下、ボールパークファンタジア)を紹介します。

このイベントでは、普段は入れないハマスタのグラウンドに、平日なら無料で入ることが可能。グラウンドのあちらこちらには、「おもちゃ」をテーマにした遊具が設置され、夜はディスコ風の演出によるイルミネーションを楽しめます。

 

ハマスタがおもちゃ箱&ディスコに!

ボールパークファンタジアのテーマは「おもちゃ」。おもちゃ箱に見立てられたハマスタのグラウンドには、いたるところにに遊具が並んでいます。パズル感覚で組み立てを楽しめるおもちゃや、転がして楽しむ大型のボール、すべり台や恐竜など、そのバリエーションは豊富です。普段は入れない球場のグラウンドに入れるうえ、ベンチなどに腰掛けることもできるので、おもちゃで遊ばずとも、その空間に踏み入るだけでも十分楽しめます。

↑思い思いに組み立てて遊べる遊具

 

↑恐竜の口を模したすべり台

 

↑くぐって遊べる円柱

 

↑恐竜のオブジェ。ちなみに動きます

 

↑大きなボールには、同じく横浜を本拠地とするサッカーチーム、横浜F・マリノスの文字が

 

↑外野レフト側から眺めたグラウンドの全景

 

↑ベンチにも座れます

 

ボールパークファンタジアは、日中と夜という2つの顔があります。日中は、太陽のもとで子どもたちが楽しく遊ぶ場。一方の夜は、ディスコのような光の演出と音楽を楽しめます。バックスクリーン付近に設置された投光器から四方八方に放たれる光を見ていると、ここがいつものハマスタとは違う空間であることを感じられます。

↑夜の様子。マウンド付近から

 

↑恐竜たちは下から照らされていて、昼間以上の迫力がありました

 

夜になると、ホームベース側の最上段、地上31mにあるデッキが、「ディスカバリーデッキ」として開放されます。いつもと違うスタジアムの様子を高い位置からゆったり眺めたい、という方にはこちらのデッキがおすすめです。

 

非日常の空間は、スタジアムの外にまで広がる!

ボールパークファンタジアの期間中は、スタジアムの外でもイベントが展開されます。スタジアムの外に広がる横浜公園には、ペンライトやトートバッグのプレゼント、ミニゲームなどのブースが設置されるほか、多数のキッチンカーが出店。遊びはもちろん食事も含めて、一日中楽しめるイベントになっています。

 

スタジアムの入り口には、着ている服の色彩に合わせた色で人をライトアップしてくれるフォトスポットも設置されます。ライトアップと同時に音楽も流れるので、ちょっとしたモデル気分を味わえます。

↑2本の光る柱の奥に立つと、服の色を自動で検知。服に合う色でライトアップされます

 

↑ジェスチャーによって演出が変化します

 

↑フォトスポットのライティングの色に応じて、目の前の通路の照明もカラーチェンジ

 

↑フォトスポットの演出には、パナソニックが開発したYOI-en Studioというシステムが使用されています

 

オフシーズンならではの球場の楽しみを味わえる、ボールパークファンタジア。12月17日(日)までの期間限定開催なので、気になる方はぜひお早めに足をお運びください!

 

【イベント概要】

・期間
12月17日(日)まで

・時間
昼の部:10:00〜16:00
夜の部:17:00〜21:00

・入場料
昼の部:平日、休日ともに無料(昼はディスカバリーデッキの開放なし)
夜の部:平日無料(ディスカバリーデッキは税込500円/人、小学生以下は無料)
休日税込500円/人(ディスカバリーデッキも利用可、小学生以下は無料)