閉店の危機を乗り越えた、神戸の老舗カレー店『SAVOY』
1988年、神戸・三宮センタープラザ東館にオープンしたカレー店『SAVOY(サヴォイ)』。
初代オーナーが家庭で作っていたカレーを別の店で提供してみたところ、客から「これは旨い」と好評だったため、カレー専門店『サヴォイ』として新たに店を出すに至った。神戸市民にとってカレーの正解といえば今も昔も変わらず『サヴォイ』。
メニューは柔い牛肉がごろごろ入ったビーフカレーのみ。選択肢といえば50円の玉子を落とすか否かくらいのもの。ただ、カウンターに置かれたニンジンとキュウリのピクルス、福神漬け、らっきょうなど、漬物は豊富である。
2019年に閉店の噂が流れた時は、誰もが頭を抱えた。理由は人手不足。
『サヴォイ』を無くすわけにはいかない、常連客たちがSNSで従業員として働ける人はいないかと呼びかける。結果、人手を増やす代わりに価格を50円値上げし、営業時間を短縮することでその危機を乗り越えた。
店内はカウンター10席のみ、客の後ろを通って席に着くのも一苦労なくらいの狭い空間だ。しかし今日も、店の前はたくさんの客が列をなしている。
『SAVOY』
住所/兵庫県神戸市中央区三宮町1-9-1 三宮センタープラザ東館地下1階
※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
あまから手帖Online=https://www.amakaratecho.jp/
初代オーナーが家庭で作っていたカレーを別の店で提供してみたところ、客から「これは旨い」と好評だったため、カレー専門店『サヴォイ』として新たに店を出すに至った。神戸市民にとってカレーの正解といえば今も昔も変わらず『サヴォイ』。
メニューは柔い牛肉がごろごろ入ったビーフカレーのみ。選択肢といえば50円の玉子を落とすか否かくらいのもの。ただ、カウンターに置かれたニンジンとキュウリのピクルス、福神漬け、らっきょうなど、漬物は豊富である。
『サヴォイ』を無くすわけにはいかない、常連客たちがSNSで従業員として働ける人はいないかと呼びかける。結果、人手を増やす代わりに価格を50円値上げし、営業時間を短縮することでその危機を乗り越えた。
店内はカウンター10席のみ、客の後ろを通って席に着くのも一苦労なくらいの狭い空間だ。しかし今日も、店の前はたくさんの客が列をなしている。
『SAVOY』
住所/兵庫県神戸市中央区三宮町1-9-1 三宮センタープラザ東館地下1階
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