人は何をもって「死ぬ」のか…母を弔う火葬場で考えた|20代、親を看取る【ママリ】

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寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をし、看取った体験を漫画化しました。葬儀が終わり、火葬場にやってきたキクチさん。ついに母親の肉体ともお別れがやってきます。火葬が終わるまで考えていたのは…。『20代、親を看取る』第45話をごらんください。

©kkc_ayn

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人が消えていなくなるということについて考えていたキクチさん。ただ死んで意識がなくなるだけでなく、からだもなくなるということに、不思議な感覚を覚えます。

火葬が終わり、亡くなった後も母親の強さを身にしみて感じたキクチさんでした。

親をみとるということについて考える…

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この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験しみとったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親をみとることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ