開発者のGiulio Zompetti氏が、「Apple Watch」の初期プロトタイプとされる画像を投稿しています。

↑時代の先を読んでいた(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

Apple Watchの初代モデルは、2015年4月に販売を開始。現在は第9世代モデルとなる「Apple Watch Series 9」や、大画面かつタフネスモデルの「Apple Watch Ultra 2」が販売されています。

 

今回の画像は、Apple Watchが販売される1年以上前に作られたもの。Zompetti氏は以前にも、2014年初頭に作られたApple Watchのプロトタイプの画像を公開していますが、今回のプロトタイプは2013年12月に作成された、さらに古いものとなっています。

 

Zompetti氏によれば、今回のApple Watchのプロトタイプは「iPod touch」向けに開発された「iOS 8」をベースにした「SwitchBoard」を搭載しているとのこと。SwitchBoardとは、ハードウェアの機能をテストするためのアップルの内部ツールです。

 

ステンレス鋼製のApple Watchのプロトタイプの背面には、3つの心拍センサーが水平に並んでいます。気になることに、プロトタイプには製品バージョンとは異なる充電器が用意されていたそうです。また、デジタルクラウンの形状も製品版とは若干異なります。

↑プロトタイプの背面(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

来年には10周年モデルの「Apple Watch X」の投入もうわさされているApple Watchシリーズ。長年にわたりその外観がほとんど変わらなかったのは、その設計がいかに先進的だったのかを物語っています。

 

Source: Giulio Zompetti / X via 9to5Mac