「大奥 Season2」幕末編 第19回より
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 NHKドラマ10「大奥 Season2」(総合・火曜よる10時〜)第19回が28日に放送。あらすじを紹介する。

 家定(愛希れいか)亡き後、14代将軍となった家茂(志田彩良)は、徳川に向けられた諸侯たちの反感を抑えるため、井伊が推し進めていた公武合体で和宮(岸井ゆきの)を迎え入れた。しかし、朝廷から降嫁してきた和宮は偽物で、しかも女性だったことが発覚。観行院(平岩紙)や土御門(山村紅葉)から事情を聞き憤慨する瀧山(古川雄大)だが、当の家茂は冷静に受け止め、思いも寄らぬ決断を下す。

 事情を知ってもなお、和宮にあたたかく接する家茂に、心配を募らせる天璋院(福士蒼汰)と瀧山だが……。

 本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いて脚光を浴びたよしながふみの人気漫画をドラマ化。10月から始まったシーズン2では、8代将軍・吉宗(冨永愛)の遺志を継ぎ、若き蘭方医たちが奇病・赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を「医療編」と「幕末編」に分けて初めて映像化する。

 脚本は、「JIN −仁−」「ごちそうさん」など多くのヒット作を手掛けてきた森下佳子が引き続き執筆する。(清水一)