速いぞM3 Max! Mac Proに匹敵するベンチ結果が報告
Apple(アップル)が先日発表した新型チップ「M3 Max」のベンチマーク結果が、計測アプリ「Geekbench」に登録されています。
M3 MaxはAppleの新型プロセッサ「M3」シリーズの最上位に位置づけられているチップで、最大16コアのCPUと最大40コアのGPU、最大128GBのユニファイドメモリを搭載しています。一方で「M2」チップの最上位プロセッサ「M2 Ultra」は、24コアのCPUと最大76コアのGPU、最大196GBのユニファイドメモリを搭載。「Mac Pro」や「Mac Studio」に採用されています。
Geekbenchに登録されたデータによれば、M3 Maxを搭載した「16インチMacBook Pro」のマルチコアスコアが21,084ポイントとなっています。これは、M2 Ultraを搭載したMac Proの21,182ポイントや、Mac Studioの21,316ポイントに匹敵する数値です。
またM2 Maxを搭載した16インチMacBook Proと比較しても、M3 Maxを搭載した16インチMacBook Proは約45%高速です。これは、Appleによる「M3 MaxはM2 Maxより最大50%高速」という主張を裏付けるデータと言えます。
TSMCの3nmプロセスを採用し、CPUだけでなくGPUや人工知能処理を担当する「Neural Engine」を強化したM3チップ。その性能は、期待を裏切らないものとなっているようです。
Source: Geekbench Browser via MacRumors