ボールを押し込む高橋藍(写真・時事通信)

 パリ五輪の予選を兼ねて開催されているワールドカップバレー2023。10月3日には日本男子代表がチュニジアと対戦し、3-0でストレート勝ち。2勝1敗とした。

 今大会は、世界ランク上位24チームが8チームずつ、3グループに分かれて総当たりで対戦。各グループの上位2チームに、来年の五輪出場権が与えられる。

 世界ランク5位の日本だが、第2戦で格下のエジプト(ランク19位)に敗北。五輪切符獲得に向けて、もう負けられない状況となっている。

「フジテレビ系で中継された10月1日のエジプト戦の視聴率は10.8%で、同時間帯のNHK大河ドラマ『どうする家康』の10.1%を上回りました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 男子代表には、絶対的エースの石川祐希のほか、横浜流星似と話題の高橋慶帆、クォーターの高橋藍などがおり、女性ファンからは『イケメン率が高い』と話題になっています」(週刊誌記者)

 そんななか、SNSではあることが話題になっている。

《日本バレー見てるんやけど、団扇持って応援する必要なくない?》

《あのさぁ、男子バレーの女性観客たち。※ってか観客はほぼ女性。ジャニーズコンサートのような団扇持つとか恥ずかしいからやめてくれ》

《男子バレーの応援でうちわ作ってきてる人たくさんいるけど高橋藍のファンが持ってるうちわだけどう見てもジャニーズの痛うちわなんだよなぁ》

《男子バレーの選手がイケメンだからかバレーを応援しに来てるというよりもアイドル見に来ちゃってる女子みたいな人たちが多い。うちわを準備してそれを掲げてる女が多すぎるのがちょっと嫌だ。》

バレーボールとジャニーズは長年、蜜月関係を築いてきました。フジテレビが中継を続けているW杯では、バレーボール人気が低迷していた1995年から2019年まで、7大会連続でジャニーズの新人グループがスペシャルサポーターをつとめています。

 1995年はV6、1999年は嵐、2003年はHey!Say!JUMPが起用され、その後、人気グループになりました。今回は『Aぇ!group』がサポーターをつとめることが内定していましたが、事務所の性加害問題で取り消しになったと報じられています。

 こうしたタレントは、試合前に応援ソングを歌うなどのパフォーマンスをしてきました。今回、ジャニーズのタレントは登場しませんが、それでも会場には若い女性が押し寄せました。今の団扇を持った応援スタイルは、ジャニーズタレントが長年サポーターをしてきた “後遺症” と言えるのかもしれません」(週刊誌記者)

 確かに、他のスポーツでは見られない、独特の応援スタイルではあるが――。