『遺留捜査』新作SP、ついに放送!上川隆也、“別人”の甲本雅裕は「今まで会ったことのない人物」
事件現場に残された遺留品がもつ意味を徹底的に探り、事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさとマイペースで空気を読まない不思議キャラで多くの人を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)。
彼の活躍を描くミステリー『遺留捜査』の新作スペシャルが、本日9月21日(木)に放送される。
本作では、岡山・鹿久居島で大々的なロケーションを敢行。
全編を通してのどかで美しい風景が広がっているが、最大のみどころはシリーズ1作目から『遺留捜査』の世界になくてはならないキャラクター、科捜研研究員・村木繁を演じてきた甲本雅裕がメインゲストとしても登場すること。
甲本は村木役はもちろん、事件の鍵を握るガラス職人・相良克典を演じる。
◆上川隆也、甲本雅裕の2役を絶賛!
新作スペシャルの舞台は、瀬戸内海に浮かぶ架空の島“蒼海島(あおみじま)”。物語は、京都市内で不動産会社の営業スタッフ・坂上千尋(横山めぐみ)が殺害された事件からはじまる。
糸村は彼女の遺留品である神秘的なガラス玉に導かれるようにして、島のガラス工房へ。そこで寡黙なガラス職人・相良克典(甲本雅裕)と出会う。
彼は殺された千尋の元夫であり、島の土地売却を強引に進めようとする千尋に強い憤りを抱いていたようで――というストーリーが展開していく。
今回、村木と相良というまるで真逆ともいえる2役に挑んだ甲本は、俳優としての力量を存分に発揮。
風貌は似ているもののまったく異なる人物を見事に演じ上げており、“別人”の甲本と共演した上川は「今回の役柄に関しても彼なりにきっちりと構築して、僕が今まで会ったことのない人物と相まみえることになるんだろうなと思っていました。そして実際、それはそのとおりになりました」とシリーズ13年目にして新鮮な対峙を経験したと明かしている。
そして甲本は「やっぱりこの『遺留捜査』は、最後の3分間じゃないですか!今回、メッセージを受け取る側で立ち会えたことはうれしかったですね。糸村さんが僕に向かって話しかけてくれるっていう…それはもうたまらんものがありましたよ。幸せでしかなかったです」とメインゲスト俳優ならではの喜びを告白。
さらに「見終わったあとみなさんに“やっぱり『遺留捜査』だな”と思ってもらえたら最高!」と、2役という大担な仕掛けを施したにもかかわらず、『遺留捜査』らしく繊細で心に響く物語であることもアピールしている。
◆豪華実力派キャスト集結!
ほかにも新作スペシャルには、相良の別れた妻で被害者の坂上千尋役で横山めぐみ、蒼海島の地主・桂木慎之介役で小野武彦ら豪華ゲストが出演。
さらに、相良と千尋の娘・波琉役で小西桜子、蒼海島の所轄署の新人刑事・阿波野健作役で小越勇輝らフレッシュなキャストも名を連ねている。
もちろん神崎莉緒(栗山千明)、佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)、沖田悟(戸塚純貴)ら、個性豊かな特別捜査対策室、通称“特対”メンバーも集結。今回も抜群のチームワークを発揮している。
はたして千尋が持っていたガラス玉にはどんな思いが秘められていたのか? そして真犯人は誰なのか?