21年キーンランドCを制したレイハリア(撮影:高橋正和)

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 21年のキーンランドC(GIII)を制したレイハリア(牝5、美浦・田島俊明厩舎)が31日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は故郷である北海道新ひだか町の谷岡牧場で繁殖馬となる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 レイハリアは父ロードカナロア、母ライトリーチューン、母の父マンハッタンカフェという血統。伯母に11年のフローラS(GII)を制したバウンシーチューンがいる。

 20年12月に中山競馬場の2歳新馬でデビュー。翌年3月の未勝利戦で初白星を挙げ、続く雪うさぎ賞と連勝。勢いそのままに挑んだ葵Sでは13番人気の低評価を覆して重賞初制覇。3連単145万円という高配当を演出した。次走のキーンランドCでも類稀なゲートセンスを武器に好位で競馬を進めると、ゴール前で先頭の馬を捕らえて勝利。4連勝&重賞連勝を飾った。

 その後も高松宮記念など、スプリント重賞を中心に出走を重ね、今月27日のキーンランドCがラストランとなった。通算成績は18戦4勝。

(JRAのホームページより)