感動の旨さ! 韓国鍋の〆の定番「サリ麺」を煮込みラーメン風にアレンジしてみた【アジア袋麺レシピ】
食楽web
●調査内容:夏場でも旨いと評判の韓国の鍋のシメ人気ナンバーワンラーメン「サリ麺」を、ウィンナーや卵をトッピングして食べてみる!
韓国の食堂には、季節を問わず「鍋」料理のメニューがあり、「暑い時期にこそ、鍋で夏バテ防止をする」なんていう人もいるほどです。韓国の鍋料理では、後半に麺やご飯を入れてシメとして食べることも多いですが、その際絶大な支持を得ているのが「鍋用ラーメン オットゥギ サリ麺 110g(以下、「サリ麺」)」という袋麺です。
「サリ麺」は、そもそもの商品設計が“鍋のシメに使う”ことを想定しているため、スープが入っていません。また、太麺で伸びにくいため、鍋のシメだけにとどまらず、煮込み料理にも適しているとのこと。
「鍋用ラーメン オットゥギ サリ麺 110g」(オンガネジャパン株式会社)のパッケージ表裏
パッケージは目を引く黄色が基調で、最近ではカルディなどの輸入食材に強い店でもよく目にします。というわけで今回は、この韓国では鍋のシメとして知られている「サリ麺」の実力を探るべく「ダシダ」を使って野菜やウィンナーと合わせた煮込みラーメンにしていただきます。
麺に出汁、野菜とウィンナーを入れて煮込んで完成
『サリ麺 』の中身
早速パッケージを開封。乾麺は、四角く形どられたオーソドックスなタイプで、冒頭で触れた通りスープは入っていません。そのため、韓国の出汁の素「ダシダ」を使って煮込みながら調理します。今回のレシピは以下の通り。
作り方は、500mlの沸騰したお湯に「サリ麺 」とダシダ2.5gを入れて2分ほど煮込み、ウインナーと野菜を加えて4分ほど煮込んで完成。
「サリ麺」を先に煮込み2分ほど経過したところで、ウインナーや野菜類も投入。さらに4分ほど煮込みます
通常の『サリ麺』のレシピは、4分ほどの煮込み時間ですが、これはあらかじめ火の通った食材のある鍋があってのもの。今回は鍋がなく、イチから調理するので、合計6分ほどの長めの煮込みとしました。
まず最初に、「サリ麺」とダシダを一緒に煮込むのがコツで、2分ほど経過した後で、ウインナーと野菜類を入れてさらに煮込みます。こうすることで、トッピングが煮詰まりすぎず、良いアンバイの食感が残ります。多少の茹で加減のズレは気にしなくて大丈夫。冒頭でも触れた通り、太く麺が伸びにくいのが「サリ麺」の優れたところです。
煮込んでも麺のコシは強いまま! 野菜との相性も抜群
完成した「サリ麺」
アッという間に「サリ麺 」のアレンジ煮込みラーメンが完成しました。さっそくいただいてみると、合計6分も煮込んだにも関わらず、麺は伸びることなく程よいコシが残っています。それでいて「ダシダ」の優しい風味、ウインナーや野菜類の出汁も程よく麺に染み込んでさすが鍋用の袋麺だと感動しました。
もしかしたら、鍋の風味を麺により強く移したい場合は、さらに長めの時間でも良いかもしれません。様々なアレンジに対応できる汎用性の高さは「サリ麺」ならではの優位性と言って良いでしょう。
●まとめ:鍋のシメ人気ナンバーワンの「サリ麺」は、煮込みに適しどんなスープにも仕上がる汎用性抜群の袋麺だった
幅広いアレンジに対応できる「サリ麺」
シンプル・イズ・ベストを地でいく「サリ麺」。なかなかの味わいでしたが、今回のレポートの通り実際に鍋以外で食べる場合は、鍋を作る感覚で、様々な具材と合わせて煮込みながら調理してみると良いと思いました。確かに暑い夏場は控えがちな鍋ですが、栄養を一度に美味しく摂ることができるので、夏バテ防止にも役立ちそうにも思います。
アレンジ次第で、自分好みの1杯に仕上げることができる「サリ麺」。比較的入手しやすいことも含めて、今後日本でさらに注目を浴びそうな予感がします。是非一度「サリ麺」を試してみてください。本当に美味しい麺ですよ!
(撮影・文◎中西ふみえ、松田義人)