今季にスタンダールへ移籍した川辺が自身のパフォーマンスについて語った。(C)Getty Images

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 現地時間8月26日、ベルギーリーグ第5節でスタンダール・リエージュはコルトレイクと対戦し、1−1で引き分けた。今夏、スタンダールに加入した川辺駿は、この試合で移籍後初得点を決めている。

 60分に途中出場した川辺は、1点ビハインドの73分、CKに右足で合わせてゴールネットを揺らし、貴重な同点弾をマークした。
【動画】川辺駿が5戦目で移籍後初ゴール!
 ベルギーメディア『WALFOOT』で、日本代表MFが喜びを口にしている。試合後、「この初ゴールにはとても満足している。自分にとって意味のあることだ」と初ゴールについて語った。

 ベルギーに移籍し「チームに適応するために努力したけど、あまり良くなかった」と、27歳はここまでの自らのパフォーマンスを評している。ただ、これから調子を上げていける自信もあるようだ。

「自分が適応するのが難しいことには驚かない。チューリッヒでプレーした時も時間が必要だった。でも、5試合から10試合を経て、やりたいことができ、ピッチ上で自分のクオリティを発揮できるようになった」

 クラブは今季、開幕5試合で2分3敗と勝利を上げることができず、13位と厳しい船出となっている。初ゴールをきっかけに、川辺がスタンダールを好転させることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部