今夏の去就に注目が集まる田中 photo/Getty Images

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デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧が、残りわずかとなった今夏の移籍市場で、戦いの場をドイツからイングランドへ移すかもしれない。

現在24歳の田中は、2021年夏に海外挑戦を決断し、ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフへ加入。1年目はリーグ戦29試合、昨季は怪我で終盤戦を欠場したものの、同22試合に出場していた。そして、3年目の今季も開幕戦から3試合連続のフル出場を果たしていたが、第4節ではスタメンを外れて出番なし。もしかしたらこの“スタメン落ち”は、今夏の去就が影響したのかもしれない。

かねてより、新たな挑戦を希望していると報じられてきた田中。遠藤航がリヴァプールへ電撃移籍したことで、その後釜としてシュツットガルトの補強候補として噂された。しかし、シュツットガルトが提示したとされるボーナス込みの270万ユーロ(約4億2700万円)のオファーは少なすぎるとして、クラブ間で移籍金の折り合いが合わず、この移籍は実現しなかった。

しかし、ドイツ『Bild』によると、ここにきてチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドが本格的に田中の獲得に乗り出したとのこと。リーズ陣営は現在も値切り交渉を続けており、合意に至ってはいないようだが、同メディアは「タナカは数日以内にイングランドへ移籍する可能性がある」や「彼の変化したいという願望はすぐに満たされる可能性がある」と報じている。

はたして、田中の滑り込みでのリーズ移籍はあるのか。今後の動向にも注目が集まる。