ミニマリストで整理収納アドバイザーのおふみさんが、シンプルに心地よく暮らすコツをご提案。今回は、「3着で4泊5日の旅行コーデ」を教えてくれました。

3着で、夏の4泊5日妄想旅コーデ!<おふみの暮らし絵日記・第14回>

この夏、どこか旅に出る予定はありますか? 私は真夏に4泊5日の宿泊を予定しているのですが、3着で着まわすつもりです。

【写真】夏旅を快適にする「丈夫&便利靴」はコレ

「ホテルで洗う」という選択肢を視野に入れれば、正直7泊でも10泊でも、3着あれば十分です。服の数が少ないからといっておしゃれを諦めているわけではありません。むしろこの夏、最もお気に入りのコーデで旅する予定です。

旅行は写真を撮る機会が多いですが、バリエーションを増やそうとして微妙なコーデが混ざるより、どの日程も一軍コーデで写真に残る方が満足度が高いと思っています。加えて日本の夏は年々日差しが厳しくなっていくので、暑さ対策も徹底したいところ。旅の間は荷物を取りに戻れないので、どの天候にも対応でき、温度調節できることも条件です。

身軽で、涼しく、快適に。
そんな思いで選ぶ、今年の真夏の旅の服を紹介します。

 

●どの日程も「一軍コーデ」で写真に残る着まわしテク

まず服は、
・黒のシアーワンピース
・サテンカラーパンツ
・黒のノースリーブワンピース
の3着です。

インナーとしてタンクトップと下着類は、着ていく分1セットと、洗い替え1セットの計2着ずつを用意。

(1) シアーワンピース×サテンカラーパンツのコーデ
(2) 黒のノースリーブワンピースのコーデ

として、(1)→(2)を繰り返し着用します。
1泊でも4泊でも7泊でも、洗いながら順番に着ればいいので、これ以上衣類は増えません。

 

旅先で衣類を洗う時に持参するアイテムは過去記事にまとめています。

ちなみに、旅の初日と最終日は(1)のコーデに当たるように調整。移動日は公共交通機関に乗る時間が長いので、冷房対策で袖のあるものを着るようにしています。

 

●「2万歩歩ける靴」を選ぼう

また、旅で大事なのは靴選び。
おもしろそうな路地やお店などにフットワーク軽く寄り道したいので、いくらでも歩ける靴が心強い。2万歩歩いても足が痛くならない靴を選ぶようにしています。

雨天対策も大事です。
夏なら濡れてもOKなサンダルで、それ以外の季節は防水スプレーをかけたスニーカーを旅のお供にしています。

昨年買ったSHAKAのグルカ風サンダルは、ベルトでかかとと足首が固定されているので歩行しやすく、2万歩歩いても平気なので重宝しています。

●寒い日もあるかもしれないから、コンパクトなパーカーが必須

ほかには、温度調節のため、コンパクトなパッカブルパーカーをバッグに入れています。le coq sportif (ルコックスポルティフ)のものを愛用。

専用ポーチに入れると手のひらサイズになり、小さなバッグにもスッと収まります。

身軽に旅しようとして荷物を少なくしたはいいものの、旅先で買いたすことになるなら、結局家のものの総量が増えてしまいます。

もちろん寒くて体調を崩しては元も子もないですし、対策として初めから軽くてコンパクトな温度調節アイテムを持参するのがベスト。

 

●アクセサリー&スカーフは旅のお供に最適

服の数は少ないものの、その分アクセサリーで気分を変えています。同じ黒のワンピースでも、大ぶりのイヤリングをドーンと着けるのと、華奢なゴールドのイヤリングをちょこんと着けるのではまったく印象が変わります。

アクセサリーはいくつか持参しても場所を取らないので邪魔になりませんし、自分を飽きさせないための工夫のひとつとして取り入れています。

また、スカーフも旅のお供として重宝しています。首に巻いたり、バッグの持ち手に巻きつけたり、ゴムに通して髪にリボンのように結んで垂らしたり。それぞれに雰囲気が変わるうえ、場所も取らず軽く、冷房が寒い時は暖を取れるので一枚あると便利です。

季節ごとに旅の装いを決めておくと、荷物の支度にも悩みません。そして荷物の軽さはそのまま旅の楽さにつながります。
ぜひ身軽な夏旅を楽しんでください。