暑くて面倒なことはしたくない! そんなズボラな人でも、即実践できる「捨てレッスン」で、家も気持ちも整えて快適に。今回は「リビング・クローゼット編」です。おうち片づけ専門家の香村薫さんに教えてもらいました。

即捨てチェックリスト「リビング編」

自分のものから始め、家族との共用品は必ず確認を。
「写真を撮って客観視すると、壊れた状態が放置されているのに気づき、処分すべきかが明確になりますよ」

 

●1年以上使っていないもの

□文具(ペン、ホチキス、定規、マスキングテープなど)
□収納ボックス(ファイルボックス、カゴなど)
□エクササイズグッズ
□子どものオモチャ
□使用目的のわからないミニ工具
□使った日を思い出せない電動工具

<捨てコツ>

部屋のドアをあけて最初に見える風景を写真に撮ってみて。
「目を引く場所に、不要なものが出しっぱなしになっていないかチェックできます」

 

●ゴミに近いもの・壊れているもの

□使用期限のきれた薬
□インクの出ないペン
□粘着力の落ちた古いテープ
□出なくなった接着剤、のり
□伸びた輪ゴム
□切れないハサミ
□においのしないアロマグッズ
□昔使っていた携帯電話、充電器
□使用目的のわからないネジ類
□枯れている観葉植物

 

●数が多すぎるもの

□電卓
□カレンダー
□爪切り
□クッション
□文具(ペン、ハサミ)
□メモ帳、ふせん
□充電器、延長コード
□景品(キーホルダー、マグネットなど)

即捨てチェックリスト「クローゼット編」

着る・着ないで迷いがちなクローゼットは、明らかに汚れや傷みが目立つものから処分すれば、それだけでもすっきり!
「次の段階で、1年以上着なかったものをチェックして」

 

●1年以上使っていないもの

□リペア用のボタン、はぎれ
□デザインが古い服
□体型に合わない服
□小物(アクセサリー、サングラス、帽子)
□寄付や売るために保管していた服

 

●ゴミに近いもの・壊れているもの

□ヨレヨレの下着
□毛玉だらけの服
□汗ジミや汚れのついた服
□色あせたコートやジャケット
□片方しかない靴下
□伝線したタイツ、ストッキング
□片方だけのピアス、イヤリング
□カビ臭いバッグ
□効果がきれた防虫剤、除湿剤

<捨てコツ>

自分が持っている服や下着、バッグなどを数えてみましょう。
「傷みがひどくてカウントすらためらうものは、捨てどきです」

 

●数が多すぎるもの

□ハンガー
□紙袋

<捨てコツ>

ハンガーは(クローゼットのポールの長さ÷2)−1が適正な本数。
「そこに、今着たい服を順にかけていくと整理がスムーズに進みます」