ウルブス戦で圧巻のゴールを決めた三笘は移籍話が再熱している。(C)Getty Images

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 衝撃のドリブル弾によって、また移籍市場でも火がついているようだ。

 周知の通り、8月19日に行なわれたプレミアリーグ第2節のウォルバーハンプトン戦(4−1)で、ブライトンの三笘薫は4人を置き去りにする圧巻の突破から、鮮やかな先制点を叩き込んだ。

 その日本代表アタッカーについて、現地サイト『FOOTBALL FANCAST』は「アルテタは右利きのサカと契約する可能性がある」と見出し打った記事で、アーセナルへの移籍について伝えている。

「アーセナルはブカヨ・サカに休養を与えてくれるウインガーを長年渇望していた。イングランドのスーパースターは過去24か月間で膨大な時間をプレーし、過去2年間でプレミアリーグの試合を一度も欠場しなかった。したがって、その負担を軽減するために誰かと契約するのは良い考えだ」

 記事は、「ブライトンのセンセーションはプレミアリーグで最も注目を集める選手のひとりであり、マンチェスター・シティからも関心が寄せられ、5000万ポンド(約90億円)とも言われている」と報道。こう続けている。

「アーセナルもここ数か月間、関心を示しているが、『football.london』によれば、今回の移籍市場では値引きされないため、獲得資金を調達する必要があり、(獲得へ)まっしぐらというわけではない」

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 そのうえで、ウォルバーハンプトン戦のゴラッソを取り上げ、「こういうプレーもサカを彷彿とさせた」「明らかに、彼ら(三笘とサカ)はこの部門で最もエキサイティングでトリッキーなウインガーの2人だ」と主張。こう締め括っている。

「ガブリエウ・マルチネッリは昨シーズン、左サイドで驚異的な才能を発揮し、15得点を決めたが、ミケル・アルテタ監督はブライトンのスーパースターという、そのサイドでもう一つの魅惑的なオプションを発掘するかもしれない。それはエミレーツでのサカの影響力を模倣できる可能性のある選手だ」

 三笘はブライトンとの契約延長に前向きとされているが、まだサインはしていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部