“飲めるハンバーグ”!? 大阪『大衆ビストロ原田屋』の大人気ハンバーグを食べてきた
食楽web
●大阪・肥後橋のサラリーマンを虜にする『大衆ビストロ原田屋』。人気のランチメニュー「手ごねハンバーグステーキ」を味わってきた。
大阪・肥後橋は高層ビルが立ち並ぶオフィス街で、サラリーマンやOLが集う飲食店が数多くあります。肥後橋駅から徒歩5分の場所にある『大衆ビストロ原田屋』は、ランチタイムはいつも満席で、オフィス街にも関わらず土日はオープン前から行列ができている人気店。筆者も肥後橋で働いていた頃、ちょっと贅沢したい時のランチや、定時で上がれた日などによく利用していました。
ホテルで4年間調理技術を磨き、ビストロの本場フランスで単身修業した店主が作る、本格イタリアン&フレンチを楽しめます。今回は、お店自慢の「手ごねハンバーグステーキ」を食べてきました。
お昼休みが終わる平日の13時ごろを狙って行ったのですが相変わらず満席。店の外には4人も並んでいました。この日の最高気温は35℃。汗を流しながら待っていると、店員さんからキンキンに冷えた麦茶のサービスが!
こういう心遣いは嬉しいですよね。ちなみに、冬は温かいお茶がもらえます。並んでいる間に注文を取ってくれるので列の割には回転が早く、10分ほどで入店できました。お昼ご飯の時間が限られるビジネスマンに寄り添った工夫がされています。
もはや飲み物! やわらかすぎる「手ごねハンバーグステーキ」
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手ごねハンバーグステーキはお味噌汁とサラダ、ライスがセットになっていて、ソースはデミグラスとおろしポンズの2種類から選べます。ありがたいことにライスはおかわり自由で大盛りも無料。テーブルに着いたらすぐにセットのサラダがテーブルにおかれました。
サラダは日替わりで、この日はゴーヤとスモークチキンが乗っていました。セットのサラダだけでもこだわりが感じられて、ハンバーグへの期待も高まります。ほどなくしてお待ちかねのハンバーグが登場。
1000円
ラグビーボールのような形の大きなハンバーグの横には、スパゲティサラダとフライドポテトが添えられています。大人のお子様ランチみたいでワクワクしますよね。ハンバーグの上にはサラリとしたデミグラスソースがたっぷり。湯気とともにコクのあるソースの香りが漂って、思わずお腹が鳴りました。
ナイフで半分に切ると、中から肉汁がジュワっと溢れ出します。食感は驚くほどふわふわ! まさに、飲めるハンバーグです。お肉の旨味が広がり、口の中でほどけていきます。たっぷりのデミグラスソースは、あっさりしていてお肉の旨味を邪魔しません。少し甘めの懐かしい味わいで、白ご飯とも相性ぴったりです。
ハンバーグの下にはシャキシャキのもやしが敷き詰められており、もやしにハンバーグの肉汁とデミグラスソースが絡まっています。外食するとどうしても野菜が不足しがちなので、サラダともやしで野菜をたっぷり摂れるのは嬉しいですよね。
添えのフライドポテトはカリッカリのホックホク。粉チーズがかかっているスパゲティサラダはトマトベースの優しい味つけで、ハンバーグと一緒に食べてもしつこくありません。注文のときに「粉チーズをかけてもいいですか?」と店員さんが聞いてくれたのですが、これのことだったんですね。チーズのコクが効いていて、クセになる味でした。
調査結果
近くのオフィスで働くサラリーマンに愛され、オープン前から行列ができる『大衆ビストロ原田屋』。心温まるサービスや童心をくすぐる豪快な料理が魅力です。気になる方はぜひ足を運んでみてください。
(撮影・文◎安達 春香)
●SHOP DATA
店名:大衆ビストロ原田屋
住:大阪市西区江戸堀1丁目22-40
営:11:30~14:00、17:00~23:00
休:月曜・火曜