堂々と英語で会見に臨んだ吉田。写真:鈴木颯太朗

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 日本代表で長年キャプテンを務めた34歳が、金の卵たちに手本を示した。

 昨シーズンいっぱいでシャルケを退団して以降は、自虐的に自身を「無職」と称していた吉田麻也は、8月4日にロサンゼルス・ギャラクシー加入を発表。8日には入団会見に出席したなか、14日にX(旧ツイッター)を更新。新天地のユニホームを手に持った写真と、会見映像のURLを添え、こう綴った。

「Press conference. これから羽ばたくアスリートたち。英語の入団会見、大体こんなこと言っとけば雰囲気でなんとかなる。の題材にどうぞ」

 本人は「雰囲気でなんとかなる」と言うが、サウサンプトンに長年在籍し、プレミアリーグで8シーズンを戦った経験は伊達じゃない。現地記者の質問に堂々と流暢な英語で答える姿に、ファンからは称賛のコメントが続々と寄せられている。
【動画】プレミアで8季プレーした吉田の英語力は? LAギャラクシー加入会見をチェック
「自虐的すぎ。素晴らしかったです」
「レベル高すぎて、雰囲気でなんとかなるの題材にはならん」
「しっかりと目的を持って学んできたのが分かる内容だった。この素晴らしさがもっと広がってほしい」
「多くの海外で働く日本企業の駐在員の英語レベルより高いと思われます」
「生きた英語にどれだけ触れてるか、日々のコミュニケーションの上手さ、痕跡がよく表れた動画」
「英語で考えて英語で話しているのがわかる。サウサンプトンで8年やってただけのことはある」
「イギリス英語!発音や単語のチョイスは自分が身を置いてる環境で大きく左右される。面白い!」
「海外クラブに所属しているサッカー選手は何故こんなに語学が堪能なのだろう」
「アスリートの英語教育にもすごく関心持ってて素晴らしい!」
「次の就職先(現役引退後)は英語業界になりそうな予感」

 英語力、人間力もピカイチの吉田。日本を含め、自身6か国目となるアメリカでの活躍に期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部