一昨年のアイビスSDを制したオールアットワンス(ユーザー提供:ふらんさん)

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 オールアットワンス(牝5、美浦・中舘英二厩舎)がアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)の2年ぶり2勝目を狙う。

 オールアットワンスは2歳時からスプリント路線で活躍。一昨年のアイビスSDでは外ラチ沿いで押し切りを図るライオンボスに競り勝ち、重賞初制覇を果たした。その後は4戦連続で掲示板を外しているが、4走前の京阪杯は外差し決着、3走前の京都牝馬Sは1400mの距離と敗因がハッキリ。また、ここ2戦は今回と同じ新潟1000mが舞台だったが、それぞれ4番枠、3番枠と枠に泣いた印象。それでともに6着なら評価を下げる必要はない。

 今回は昨年のアイビスSD以来、1年ぶりの実戦となる。それだけに仕上がりが気になるが、1週前の南Wコース追いでは素軽く動けていた。鞍上には香港の名手ホー騎手を確保。04年のカルストンライトオ以来、19年ぶり2回目となる隔年制覇の可能性は十分にあるはずだ。