セレクションセールが行われている北海道市場(撮影:田中哲実)

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 サラブレッド1歳市場の「セレクションセール2023」2日目は26日、北海道・新ひだか町の北海道市場で開催。セリは午前11時ごろから開始され、2日目の予定馬146頭のうち上場番号230番を終えた段階で3頭が取引額5000万円を超えた。

 ここまでの最高額が付けられたのはストライクルートの2022(牡、エピファネイア)で、吉岡實氏が6000万円で落札した。半姉に20年のフィリーズレビュー覇者エーポスや半兄に21年のマイラーズC3着のカイザーミノルがいる。

 2番目の高額馬はアポロフィオリーナの2022(牡、父キタサンブラック)で、(株)ノースヒルズが5600万円で落札した。半兄に6月の新馬戦で勝利を挙げ函館2歳Sで3着入ったスカイキャンバスがおり、一族には06年ダービー馬メイショウサムソンがいる。

 そのほか、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手がギャラクシーハニーの2022(牡、ルーラーシップ)を2900万円、モンローラインの2022(牡、サトノクラウン)を3700万円で落札。株式会社サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏がセラミックアートの2022(牡、モズアスコット)を3400万円で落札している。2名とも1日目に続いて2日連続で競り落とした。

 25日に行われた1日目では149頭中139頭が購買。なお、1日目終了時点での売上総額は32億5996万円(税込)となっている。