シンザン記念を制したライトクオンタムと武豊騎手(ユーザー提供:モエロウエクラさん)

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 武豊騎手がライトクオンタム(牝3、栗東・武幸四郎厩舎)でクイーンステークス(3歳上・GIII・芝1800m)の13年ぶり2勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまでクイーンSに5回騎乗している。03年に圧倒的1番人気のファインモーションで初参戦したが、オースミハルカの逃げ切りを許して2着。それから7年後、2回目の参戦となった10年にアプリコットフィズで初制覇を果たした。その後は19年エイシンティンクルが5着。20年サムシングジャストが9着、22年ウォーターナビレラが10着で、2勝目には手が届いていない。

 今年のパートナーはライトクオンタムだ。武豊騎手とのコンビで3走前のシンザン記念を制覇。ここ2戦は桜花賞が初の揉まれる競馬で8着、オークスが距離に泣いて17着と尻すぼみだが、見限るのは早計。距離短縮でGIIIとなる今回は巻き返しがあっていいだろう。2戦ぶりのタッグとなる武豊騎手の手綱捌きに注目したい。