ギシギシが連覇狙う(ユーザー提供:natsumiさん)

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 7月25日(火)に船橋競馬場で行われる習志野きらっとスプリント(3歳上・SI・ダ1000m)。地方競馬で行われる超短距離重賞をシリーズ化した『スーパースプリントシリーズ』の最終戦にあたり、全国からトライアルを勝ち抜いた快速馬が集う。

 昨年の王者ギシギシを筆頭に、各地のトップスプリンターなど、今年も豪華メンバーが出走。夏の大一番を制して秋の東京盃、JBCスプリントへと狼煙をあげるのはどの馬か。発走予定日時は25日(火)の20時05分。主な出走馬は以下の通り。

■プライルード(牡4、大井・藤田輝信厩舎)

 半姉に福島牝馬S覇者アナザーリリック、伯父に日豪のGIで活躍したポップロックがいる地方きっての良血馬。昨年の夏から短距離路線に転じると、早速重賞2勝を挙げた。春2戦は結果が出なかったが、立て直して久々の重賞制覇を目指す。

■ギシギシ(牡5、大井・栗田裕光厩舎)

 昨年の当レースでは追走に苦労したが、直線でエンジンかかると素晴らしい伸びで差し切り勝ち。昨秋の東京盃、今春の東京スプリントでともに5着と、ダートグレード競走でも見劣りしない実力の持ち主。地方馬同士なら好勝負は必至だろう。

■キモンルビー(牝6、船橋・川島正一厩舎)

 20年12月から22年1月の船橋記念まで12連勝を飾り、一気に地方を代表する名スプリンターへと成長。その後も1000m以下では全て3着以内に好走しており、前走の川崎SSで久々に重賞制覇した。勢いそのままにビッグタイトルをつかむか。

 そのほかにも兵庫の短距離戦で5連勝中のメイプルシスター(牝4、兵庫・大山寿文厩舎)、JRAから転入2戦目となるサダムスキャット(牝6、船橋・稲益貴弘厩舎)などが出走を予定している。