スタバ「ロースタリー 東京」、夏限定テラス空間での夕涼みが心地良すぎた
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京では、7月21日から8月31日までの間、夏限定のテラス空間「アリビアーモ リバーサイド テラス(ARRIVIAMO RIVERSIDE TERRACE)」をオープンします。都会の喧騒から離れ、緑あふれる夏の目黒川の川辺で夕飲みを楽しみながら味わえる特別メニューをひと足さきに味わってきました。
○イタリアに根付く食文化“アペリティーボ”を体験
アリビアーモ リバーサイド テラスで味わえる限定メニュー
ロースタリー 東京の3階テラスにオープンした「アリビアーモ リバーサイド テラス」は、夏の街に涼を届ける目黒川をすぐそばに感じながらアペリティーボ体験を堪能できる、夏限定で登場する特別なテラス空間です。アペリティーボとは、イタリア語で“食前酒”を意味し、夕暮れ時やディナーの前に軽くお酒と小皿料理を楽しむイタリアに根付く食文化のこと。都会とは思えない静かな空間で、異国の食文化に触れる非日常感を味わえます。
アリビアーモ リバーサイド テラスのメニュー
予約なしの場合はテラスの自由席でこれらのメニューを楽しむことができますが、注目は事前に予約した人だけが味わえる「ロースタリー ピアッティーニ フライト」です。
○「ロースタリー ピアッティーニ フライト」
ロースタリー ピアッティーニ フライト(3,520円)
昨年も好評だったという、ロースタリー 東京の1階にあるイタリアンベーカリー「プリンチ」と3階にあるカクテルとコーヒー、ティーの融合を楽しめる「アリビアーモ バー」がコラボレーションした「ロースタリー ピアッティーニ フライト」がより贅沢な装いになって帰ってきました。ピアッティーニとは、イタリア語で“小皿料理”のこと。添えられているのは、セイボリー6種類とドルチェ2種類の全8種類に、フォカッチャプレートまでセットになっていました。お気に入りのカクテルと合わせ、華やかなピアッティーニを少しずつつまむという至福の時間を過ごすことができます。
上段にのった4種類のセイボリー
左から「18ヶ月熟成プロシュートクルード」、「スモークサーモン」、「ズッキーニのグリル」、「ポモドーロフィント」。筆者は特に「ズッキーニのグリル」と「ポモドーロフィント」が気に入りました。
左:ズッキーニのグリル、右:ポモドーロフィント
「ズッキーニのグリル」は初登場のセイボリー。イタリアの夏の定番野菜であるズッキーニに、エビの旨みが凝縮されたクスクスを詰め、スペアミントで爽やかに仕上げた一品です。ズッキーニはみずみずしく、濃厚なエビの風味が漂うクスクスはまるでパエリアのような味わいでスペアミントがほんのりと香ります。あまり出会ったことのない組み合わせでしたが、ひと口で夏らしさを存分に感じることができました。
「ポモドーロフィント」は、日本語に直すと“偽物のトマト”という意味。ミニトマトに見えますが、実はチーズボールをトマトソースのジュレで包んだまさに“偽物のトマト”なのです。
ミニトマトじゃなかった…
早速食べてみると、ちゅるんとしたトマトソースのジュレの中からねっとりとしたチーズボールのコク深い味が広がります。トマトとチーズの組み合わせは最高のお酒のおとも。お酒が思わず進んでしまう味わいです。
下の段には2種類のセイボリーと2種類ドルチェが並んでいます。
下段にのった2種類のセイボリー
左から上質でしっとりとしたフランス産ハムと新鮮な野菜をプリンチが誇る直焼きフォカッチャに挟んだ「フォカッチャ サンドイッチ プロシュート コット」、オリーブがたっぷり挟まった「スフィラティーニ オリーブ」。
フォカッチャ サンドイッチ プロシュート コット
風味豊かなコクのある脂身が特徴のプロシュート コットと香ばしい直焼きフォカッチャの相性は抜群。レタスとトマトの食感がアクセントになります。
スフィラティーニ オリーブ
プリンチが日本上陸以来愛され続けている「スフィラティーニ オリーブ」は、外はパリっと中はジューシーな食感がクセになります。どちらもおつまみサイズで提供されるので、小腹が空いた夕暮れ時にピッタリです。
下段にのった2種類のドルチェ
ドルチェに選ばれたのは「マンゴーのマシュマロ」とビターチョコレートとラズベリーを使ったケーキの「トルタ ランポーネ チョコレート」の2種類。「マンゴーのマシュマロ」は、しゅわっと口の中でとろけ、爽やかなマンゴーの味わいが広がります。「トルタ ランポーネ チョコレート」は、ビターチョコレートとラズベリーの王道の組み合わせ。しっとりと濃厚な味わいとお酒とのペアリングは大人だけが楽しめる贅沢なひとときを堪能できました。
フォカッチャプレート
今年から登場したのは直焼きフォカッチャとパルミジャーノ レッジャーノ、グリーンオリーブが一皿になった「フォカッチャプレート」。昨年ピアッティーニだけだと物足りないという声があったことから、今年から「フォカッチャプレート」もセットになったのだそうです。そのままお酒のおつまみに、生ハムやサーモンと合わせたりと、自分好みの楽しみ方でプリンチならではの直焼きフォカッチャを味わえます。
○アペリティーボ体験におすすめのカクテルを特別なグラスで堪能
左:ネグローニ ズバリアート(1,100円)、右:クラシック モヒート(1,600円)
夕飲みの始まりの一杯としておすすめしていたのが、人気カクテルランキングで上位に選ばれているジン、カンパリ、ベルモットを使用するネグローニとメジャーなカクテルのひとつモヒート。「ネグローニ ズバリアート」のズバリアートは“間違い”を意味し、ジンの代わりにスパークリングワインを使用しているのだそうです。
筆者が選んだのは「クラシック モヒート」。サーブする直前にさらにミントを加えていることからグラスを持っただけでも涼しげなミントの香りが漂ってきます。
クラシック モヒート
ミントとライムの爽快感が熱くほてった体に染み渡ります。「ロースタリー ピアッティーニ フライト」のどの料理とも相性が良く、最初の一杯だけでは物足りないので、エンドレスで飲みたくなる味わいです。
「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」のグラスに注がれる
ミントのグリーンの見た目も涼しげな雰囲気にしてくれますが、「アリビアーモ リバーサイド テラス」開催中には、青森の伝統工芸品のグラスに注いで提供されます。「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」は、目黒川沿いに並ぶ夏の桜の緑葉やロースタリー 東京館内のカッパーキャスクをイメージして、職人が一つひとつ機械を使わずに硝子を吹いて仕上げたのだそう。より一層、清涼感の増したカクテルを味わうことができました。
開催期間中は日没から22時までライトアップが行われます。テラスの天井部は、かつて蛍が飛び交った目黒川の記憶を呼び起こし、夏の夜空に瞬く星空をイメージしたライトアップで幻想的な空間を演出。フロアには、ロースタリー 東京でも販売する「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」で使用している青森の伝統工芸品、津軽びいどろガラスのライトが並びます。
津軽びいどろガラスのライト
「ロースタリー ピアッティーニ フライト」は昨年も好評だったことから、開催前日の段階で既に多くの人が予約をしているのだそう。幻想的な空間で、大人のアフタヌーンティーのような「ロースタリー ピアッティーニ フライト」を楽しみながら、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
吉川夏澄 よしかわかすみ アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。 instagram : kassunne67 この著者の記事一覧はこちら
○イタリアに根付く食文化“アペリティーボ”を体験
ロースタリー 東京の3階テラスにオープンした「アリビアーモ リバーサイド テラス」は、夏の街に涼を届ける目黒川をすぐそばに感じながらアペリティーボ体験を堪能できる、夏限定で登場する特別なテラス空間です。アペリティーボとは、イタリア語で“食前酒”を意味し、夕暮れ時やディナーの前に軽くお酒と小皿料理を楽しむイタリアに根付く食文化のこと。都会とは思えない静かな空間で、異国の食文化に触れる非日常感を味わえます。
アリビアーモ リバーサイド テラスのメニュー
予約なしの場合はテラスの自由席でこれらのメニューを楽しむことができますが、注目は事前に予約した人だけが味わえる「ロースタリー ピアッティーニ フライト」です。
○「ロースタリー ピアッティーニ フライト」
ロースタリー ピアッティーニ フライト(3,520円)
昨年も好評だったという、ロースタリー 東京の1階にあるイタリアンベーカリー「プリンチ」と3階にあるカクテルとコーヒー、ティーの融合を楽しめる「アリビアーモ バー」がコラボレーションした「ロースタリー ピアッティーニ フライト」がより贅沢な装いになって帰ってきました。ピアッティーニとは、イタリア語で“小皿料理”のこと。添えられているのは、セイボリー6種類とドルチェ2種類の全8種類に、フォカッチャプレートまでセットになっていました。お気に入りのカクテルと合わせ、華やかなピアッティーニを少しずつつまむという至福の時間を過ごすことができます。
上段にのった4種類のセイボリー
左から「18ヶ月熟成プロシュートクルード」、「スモークサーモン」、「ズッキーニのグリル」、「ポモドーロフィント」。筆者は特に「ズッキーニのグリル」と「ポモドーロフィント」が気に入りました。
左:ズッキーニのグリル、右:ポモドーロフィント
「ズッキーニのグリル」は初登場のセイボリー。イタリアの夏の定番野菜であるズッキーニに、エビの旨みが凝縮されたクスクスを詰め、スペアミントで爽やかに仕上げた一品です。ズッキーニはみずみずしく、濃厚なエビの風味が漂うクスクスはまるでパエリアのような味わいでスペアミントがほんのりと香ります。あまり出会ったことのない組み合わせでしたが、ひと口で夏らしさを存分に感じることができました。
「ポモドーロフィント」は、日本語に直すと“偽物のトマト”という意味。ミニトマトに見えますが、実はチーズボールをトマトソースのジュレで包んだまさに“偽物のトマト”なのです。
ミニトマトじゃなかった…
早速食べてみると、ちゅるんとしたトマトソースのジュレの中からねっとりとしたチーズボールのコク深い味が広がります。トマトとチーズの組み合わせは最高のお酒のおとも。お酒が思わず進んでしまう味わいです。
下の段には2種類のセイボリーと2種類ドルチェが並んでいます。
下段にのった2種類のセイボリー
左から上質でしっとりとしたフランス産ハムと新鮮な野菜をプリンチが誇る直焼きフォカッチャに挟んだ「フォカッチャ サンドイッチ プロシュート コット」、オリーブがたっぷり挟まった「スフィラティーニ オリーブ」。
フォカッチャ サンドイッチ プロシュート コット
風味豊かなコクのある脂身が特徴のプロシュート コットと香ばしい直焼きフォカッチャの相性は抜群。レタスとトマトの食感がアクセントになります。
スフィラティーニ オリーブ
プリンチが日本上陸以来愛され続けている「スフィラティーニ オリーブ」は、外はパリっと中はジューシーな食感がクセになります。どちらもおつまみサイズで提供されるので、小腹が空いた夕暮れ時にピッタリです。
下段にのった2種類のドルチェ
ドルチェに選ばれたのは「マンゴーのマシュマロ」とビターチョコレートとラズベリーを使ったケーキの「トルタ ランポーネ チョコレート」の2種類。「マンゴーのマシュマロ」は、しゅわっと口の中でとろけ、爽やかなマンゴーの味わいが広がります。「トルタ ランポーネ チョコレート」は、ビターチョコレートとラズベリーの王道の組み合わせ。しっとりと濃厚な味わいとお酒とのペアリングは大人だけが楽しめる贅沢なひとときを堪能できました。
フォカッチャプレート
今年から登場したのは直焼きフォカッチャとパルミジャーノ レッジャーノ、グリーンオリーブが一皿になった「フォカッチャプレート」。昨年ピアッティーニだけだと物足りないという声があったことから、今年から「フォカッチャプレート」もセットになったのだそうです。そのままお酒のおつまみに、生ハムやサーモンと合わせたりと、自分好みの楽しみ方でプリンチならではの直焼きフォカッチャを味わえます。
○アペリティーボ体験におすすめのカクテルを特別なグラスで堪能
左:ネグローニ ズバリアート(1,100円)、右:クラシック モヒート(1,600円)
夕飲みの始まりの一杯としておすすめしていたのが、人気カクテルランキングで上位に選ばれているジン、カンパリ、ベルモットを使用するネグローニとメジャーなカクテルのひとつモヒート。「ネグローニ ズバリアート」のズバリアートは“間違い”を意味し、ジンの代わりにスパークリングワインを使用しているのだそうです。
筆者が選んだのは「クラシック モヒート」。サーブする直前にさらにミントを加えていることからグラスを持っただけでも涼しげなミントの香りが漂ってきます。
クラシック モヒート
ミントとライムの爽快感が熱くほてった体に染み渡ります。「ロースタリー ピアッティーニ フライト」のどの料理とも相性が良く、最初の一杯だけでは物足りないので、エンドレスで飲みたくなる味わいです。
「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」のグラスに注がれる
ミントのグリーンの見た目も涼しげな雰囲気にしてくれますが、「アリビアーモ リバーサイド テラス」開催中には、青森の伝統工芸品のグラスに注いで提供されます。「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」は、目黒川沿いに並ぶ夏の桜の緑葉やロースタリー 東京館内のカッパーキャスクをイメージして、職人が一つひとつ機械を使わずに硝子を吹いて仕上げたのだそう。より一層、清涼感の増したカクテルを味わうことができました。
開催期間中は日没から22時までライトアップが行われます。テラスの天井部は、かつて蛍が飛び交った目黒川の記憶を呼び起こし、夏の夜空に瞬く星空をイメージしたライトアップで幻想的な空間を演出。フロアには、ロースタリー 東京でも販売する「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」で使用している青森の伝統工芸品、津軽びいどろガラスのライトが並びます。
津軽びいどろガラスのライト
「ロースタリー ピアッティーニ フライト」は昨年も好評だったことから、開催前日の段階で既に多くの人が予約をしているのだそう。幻想的な空間で、大人のアフタヌーンティーのような「ロースタリー ピアッティーニ フライト」を楽しみながら、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
吉川夏澄 よしかわかすみ アパレル、スポーツジムのインストラクターをなどを経験し、現在はOLライターとしても活動中。ファッションをはじめ、コスメ、スキューバダイビング、美食、辛いもの……など幅広い興味を記事として投稿中。 instagram : kassunne67 この著者の記事一覧はこちら