侍ジャパン・栗山前監督、「必要ですか?翔平」発言の真意。「僕と翔平の距離感ではなく…」
ABEMAオリジナルバラエティ番組『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』(ABEMA SPECIAL)。
7月13日(木)に放送された同番組では、石橋貴明が「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下、WBC)で日本代表を優勝に導いた“侍ジャパン”前監督・栗山英樹氏との対談が実現した。
©AbemaTV,Inc.
対談でWBC監督就任の話題に移ると、WBCでともに闘ったボストン・レッドソックスの吉田正尚選手、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手、セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手から、栗山氏へ感謝のビデオメッセージが到着。栗山氏は「初めてだわ、こういうの…」と選手たちの想いに言葉を詰まらせる。
また、栗山氏が目撃したWBC戦士たちの知られざる姿を激白。幾度の大舞台を経験した選手たちでも、WBCの舞台では高い緊張感を漂わせる姿を明かした。
それを受けて、石橋はWBC初戦の先発マウンドを託された大谷選手のとある行動を指摘。栗山氏も「試合直前のブルペンでは、1球もストライクが入ってなかったと聞いていた(笑)。あんな翔平は初めて見ましたね」と振り返った。
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さらに、石橋は“WBCの話題で、一番聞きたかった”こととして、「侍ジャパン就任会見で『必要ですか?翔平』と記者に聞いていたのを見て、『大谷選手にWBC出場を口説けるのは栗山さんだけなのに、何を言ってるの!?』って驚いたんですけど…」と質問。
栗山氏は「選手を選ぶにあたり、これまでの僕と翔平の距離感ではなく、他の選手と同列にしないとおかしい。だから、そのように聞いてしまった」と真意を明かした。
その一方で、栗山氏が描いていたWBCの青写真を披露。その重大なピースとなっていた大谷選手への本音を吐露した。
そのほかにも、WBCの激闘の中で生まれたビッグプレーの裏側を解説するほか、栗山氏の今後の展望、球界の未来など、話題が尽きない対談となった。