“ポツンと一軒家”への道中、「切り返せない」山道で対向車!乗っていたのはまさかの“住人”
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
7月16日(日)は、ゲストに伊藤英明と山之内すずを迎えて3時間スペシャルが放送される。
山口県の深い山の中でポツンと一軒家を発見! 家まで続く道が確認でき、小さな畑もあるようだ。
最寄りの集落へとやって来た捜索隊は、そこで田植え作業中の夫婦を発見。衛星写真を確認してもらうと、ポツンと一軒家に心当たりがあるようで、高齢の母と息子でふたり暮らしをしているという情報を入手する。
「家まではいい道じゃないよ」と心配する男性は、「忙しくないから(笑)」と親切にも一軒家の近くまで案内役を買ってくれた。
男性が運転する自動車の後をついて集落から山へと入っていく捜索隊。陽の光が入らないような草木がせり出した深い山道で、両脇にはいたるところで倒木が転がっている。
そんな荒れた山道をしばらく進むと、男性から「この急な登り坂の先にあると思うんだけどね」と教えてもらう。捜索隊は深い山の奥へと続く急勾配の登り坂へ。
車一台がやっと通れるような狭い道幅、しかもガードレールのない崖が迫った緊張感のある道を慎重に進んでいくと、目の前にまさかの対向車が! 捜索隊は「この道では切り返せないですよ!」と慣れない山道で右往左往してしまう。
なんとか車を寄せた捜索隊は、すれ違いざまにその対向車に声をかけると、なんと乗っていたのはポツンと一軒家の住人! しかも、そのまま一軒家まで送ってもらえることに。
そこで捜索隊を迎えてくれたのは、「えらいところまで来たもんやね」とニッコリと笑う86歳のおばあちゃんと65歳の息子だった。
この地で生まれ育ったというおばあちゃんに話を聞いていくと、戦後間もない頃の深い山奥での厳しい暮らしぶりが明らかに。
さらには、神戸でゴルフのキャディとして働いていた頃に伝説のプロゴルファー、アーノルド・パーマーやジャンボ尾崎と一緒にラウンドしたという驚きのエピソードも飛び出す。
そんな激動の人生を送ってきたおばあちゃんが、なぜ今この地で息子とふたり暮らしをしているのか。そこには、生まれ育った土地への深い愛情と、母と息子の思いがけないストーリーがあった。