ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「高校生キャリアプログラム 2023 Summer」2

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、地元の子どもたちのための新たな社会貢献活動の一環として、夏休み期間にあわせ高校生対象のキャリア研修「高校生キャリアプログラム 2023 Summer」を初開催!

仕事観の醸成を目的とする「体験型プログラム」と、パークで働くクルーと同様の勤務形態(有償)での「インターンシップ・プログラム」を組み合わせたプログラムです。

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「高校生キャリアプログラム 2023 Summer」

 

 

開催概要:事前に応募された高校生の方は、下記プログラムに参加することができます

体験型プログラム(キャリア研修):2023年7月16日(日)〜17日(月)
本研修の意義や目的を確認し、研修を通じた目標設定などを行います。インターンシップ・プログラム(クルー勤務):2023年7月22日(土)〜8月16日(水)
ユニバ―サル・スタジオ・ジャパン内で実際にクルーとして仕事を体験。体験型プログラム(キャリア研修・振返り):2023年8月17日(木)〜18日(金)
クルー勤務を通じて学んだことを振り返り、将来のなりたい自分について考えます。

 

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、地元の子どもたちのための新たな社会貢献活動の一環として、夏休み期間の高校生を対象としたキャリア研修「高校生キャリアプログラム 2023 Summer」を初開催。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する合同会社ユー・エス・ジェイでは、大阪府と包括連携協定を締結。

これまでも個性豊かで魅力ある地域社会の実現に向けたプロジェクトを推進してきました。

本プログラムはその一環として、大阪府立高校に在籍する生徒を対象に、合同会社ユー・エス・ジェイと大阪府教育庁の協働プログラムである「体験型プログラム」と「インターンシップ・プログラム」を組み合わせて実施するキャリアプログラムです。

 

体験型プログラム(キャリア研修)

 

 

最初に行われる「体験型プログラム(キャリア研修)」では、今回の研修の意義や目的を確認し、研修を通じた目標設定などが行われます。

 

オープニング

 

 

オープニングでは、「体験型プログラム(キャリア研修)」の流れと趣旨を説明。

 

 

実際にパークで働いている長濱萌さんが自身の仕事の内容などを紹介。

 

 

まずは、各グループごとに自己紹介。

長濱萌さんの提案で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのおすすめポイントも紹介しあい、初対面の参加者同士の親睦が深まります☆

続いて、グループワークを進めます。

MISSION1「チームの共通点を見つける!」では、お互いの情報を話し合い、共通点を書き出していく共同作業が行われました。

チーム対抗戦として行われ、優勝チームは19個もの共通点が書き出されました。

MISSION2は「共通点からチーム名をつける!」

書き出された共通点から、グループ毎のチーム名を相談し、当日に使う名前を決定しました。

 

キャリアについて

 

 

合同会社ユー・エス・ジェイ MMP部長・中井彰基さんがキャリアについてをテーマに講義。

現在働いているMMP部でのゲストサービス向上についてのお仕事の内容、パークオープン前から働いている経歴から、これから社会に出る心構え、メッセージを語ってくださいました。

 

 

中井彰基さんがこれまでの職歴とその理由を紹介。

小学生の時の調理実習のときの経験から、コックになりたいという夢を抱いていた中井さん。

その職歴のなかで、学んでいった知識等を活かして、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに入社されました。

小中高とコックになりたいという夢を抱き続けた中井さんですが、なりたい仕事は、ひとつに絞らないでほしいと語ります。

世の中、仕事もどんどんうまれていくので、可能性はひとつに決めない方がよい。

直近の新型コロナウイルスの流行で、在宅など働き方自体がかわってしまうこともあり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも変わっていっています。

 

 

キャリアの8割は偶然起こる事象が左右する

思い通りにならないことも多いが、偶然の出来事が起きたとき、行動や努力で新たなキャリアにつながる

何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える

 

という計画的偶発性理論クランボルツの言葉を紹介。

何かが起こったときに柔軟に考え、動けることがキャリアにとって大事だと教えてくださいました。

 

 

最後に、自分なりの軸を持ってを持ってほしいと語る中井さん。

中井さんは楽しそうかという軸、責任を果たすという軸、嘘をつかない正直であるという軸を大事にしてきたと話します。

これからユニバーサル・スタジオ・ジャパンで働く上で、軸を少しでも見つけてほしいと語ってくださいました。

 

パークでの多様な職種紹介

 

 

続いて、オープニングに続き、長濱萌さんがユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの多様なお仕事紹介。

~ 社会にはどのような活躍の場があるのだろう ~をテーマに、

・職種を知る

・クルーの役割を知る

・ゲストの気持ちを知る

の3点からユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのお仕事を紹介してくださいました。

まずは、『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』エリアで働いている方のインタビュームービーで様々な職種を紹介。

テーマパークを一から作るお仕事、マーチャンタイズ(グッズ)、レストラン(フード)、ゲストサービスなど、世界観に沿ったエリアができるためにはたくさんの職種が関わっていることを学びます。

 

ポケモン・マリオ・パークの仲間が勢揃い!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『NO LIMIT!パレード』まとめ

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続いて、新たにスタートした『NO LIMIT!パレード』に関わっている仕事をグループごとにディスカッションをしていきます。

 

 

表にたってゲストに見える場所で働く仕事(キャスト)を考えがちですが、

 

 

バックヤードでパーク運営を支える仕事(クルー)を紹介していきます。

 

 

最後に、ゲストの気持ちを知るセクション。

グループで

・どんなゲストですか?

・したいことTOP3はなんですか?

を書き出し、その後

・どんな気持ちになりますか?

とゲストが何を期待し、それによってどのような気持ちを持つか考えていきます。

 

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、

 

私たちはありえない“ワクワクドキドキ”で、明日へと向かう元気をゲストに届けます。

 

をミッションに、

 

私たちは、エンターテイメントの力を信じ、自分たちに限界を設けず、 昨日の自分を超えてゆきます。

 

をスピリットとして日々クルー、キャストは働いています。

これからのプログラム中、ゲストの期待に応え、気持ちに寄り添ったお仕事をしてほしいと語ってくださいました。

 

Magical Language Studio

 

 

パークで使用される「活きた」英語を学ぶプログラムをゲストエクスペリエンス部・得永ロベルトさんが担当。

 

 

あいさつ、道案内、ゲストとのコミュニ―ケーション(PIA)などパーク内でよく使う英語フレーズ。

 

 

パーク・コンシェルジュ向けの英語プログラムを実践を楽しく学びました。

 

ユニバ―サル・スタジオ・ ジャパン内 パーク体験

 

 

最後のプログラムは、グループごとに、パーク内でフィールド・ワークを実施。

 

 

・いろいろな仕事を見つけよう

・ゲストの表情をもっとも変化させていたモノや場所、体験を、一人ひとつ見つけよう

をテーマに、パーク内を自由体験しました。

 

 

アトラクションや

 

 

ショップなどを通してキャストの仕事を間近で体感していきました。

 

 

振り返り

 

 

最後は、グループ・ディスカッション で振り返りを実施。

パーク内で見つけてきたことの中から、おすすめを選びました。

 

1日を振り返った参加者の感想として、

・キャストさんが仕事をする中で、細かいことにまで気を遣ってくださっていることに気づきました。

・見えないところで、いろんなことをしてくれてすごいな、と思いました。

・クルーの色々な仕事の、新しい面が見れてよかったなと思います。

と語ってくださいました。

 

インターンシップ・プログラム(クルー勤務)

 

 

続いて、2023年7月22日(土)より、ユニバ―サル・スタジオ・ジャパン内で実際にクルーとして仕事を体験する「インターンシップ・プログラム(クルー勤務)」を実施。

その後「体験型プログラム(キャリア研修・振返り)」を通して、将来のなりたい自分について考えます。

子どもから大人まで誰しもが“超元気”になれるパークの魅力を体感しつつ、パークを裏側で支える、というひと夏のキャリア体験を通じて「自己成長」を実感できる機会が提供されるプログラムです。

多岐にわたるさまざまな仕事があり、多様な強みを持ったクルーが働くパークでの実際の勤務経験を通じて、社会にはどのような活躍の場があるのか、自分はどんな仕事でどのような強みを活かせるのか等を体感し、将来設計や自身の興味、関心事を考えるきっかけになります。

また、海外からも多くのゲストが来場するパークならではの環境から、「活きた英語」を学ぶ実践機会も提供されます。

日頃から学校で学んでいる「英語」が、世界中の人々とのコミュニケーションをとるための有効な手段になることを実感でき、社会で実際にどう活かせるのかを知り、今後の語学学習に役立てて頂けるプログラムも計画されています。

 

インターンシップ・プログラムに参加中の高校生にインタビュー

 

インターンシップ・プログラムに参加中の高校生2名にインタビュー。

自身の変化や学びなどを伺いました。

 

ウエストカートエリア勤務(高校1年生)

 

 

外国の方と話す機会が多く、授業とは全然違った活きた英語を学ぶことができています。

最初はできなかった英語も、先輩から学んで少しづつできるようになってきました。

普段の会話ではなかなか言えない“いってらっしゃい”とか“素敵な帽子ですね”とか相手を楽しませるコミュニケーションは最初は照れたりして大変でしたが、できるようになってきました。

クルーとして働いてみて、パークの皆さんが人を楽しませることに努力してたのがわかりました。

 

 

外国の方に英語で「(スモークチキンは)恐竜が大好きなので気をつけてくださいね!」とジョークを言ってみたところ、大爆笑されたのが嬉しくて、親にも明るくなったと言われています。

お金をもらう仕事をしたことで、親の大変さも知ることができました。

 

フェスティバル・イン・ザ・パークエリアエリア勤務(高校1年生)

 

 

人とのコミュニケーションをとることが苦手で、いい機会、英語を学びたいと感じ、このプログラムに参加しています。

最初は緊張したけど、自分から声をかけたりコミュニケーション力が改善できたところはあります。

恥ずかしかったりとか、まだ少し抵抗はあります。

先輩からは「自分がまず楽しむこと!」とアドバイスをもらいました。

 

 

ルール説明など話すことが多くて、裏で覚えたつもりでも、表に出たらわからなくなってしまったこともあり、先輩が助けてくれました。

同じ学校に通っている仲間も何人かインターンシップに参加していますが、みんな職種が違っていて、パークのクルーといってもいろんな種類があることを実感しました。

 

大阪府教育庁教育振興室長インタビュー

 

 

大阪府教育庁教育振興室長である仲谷元伸さんが今回のプロジェクトについてインタビューに応じてくださいました。

 

大阪府とUSJさんが包括連携協定締結させていただいており、これまでもコロナ禍で家庭内にいないといけないときに、ダンス動画を作っていただいたり、小中学校向けの英語教材などを作っていただいてます。

今回は、高校生向けのキャリアプログラムをご一緒させていただきました。

我々が課題と思っているのは、この3年間、人と人との触れ合いであったり、コミュニケーションが十分とれる機会がなかったことです。

プログラム内で、PIA(ポジティブインタラクション)のお話もでましたけども、パークの中で、ゲストの方を楽しませるために、いろいろ声掛けとか自らアクションをしてコミュニケーションをとるというようなことが、今の方向性にも必要と考えています。

また、そういったことを学んでいただければというふうに考えています。

加えて、我々は英語についても課題だと考えています。

グローバルを大阪府を目指していますので、その中で今回のパーク内での経験を生かし、活躍できる人材になってほしいと思っています。

プログラムを通じて高校生に期待するは、実際に体験をして、自分の進路を選んでいくというようなこと。

机上で考えるだけではなく、実際にいろんな体験をして、目で見て、、自分がどういうものに向いてるのか、どういうところで社会に出て活躍したいのか、ということを考えていただけるような機会になればという風に思います。

 

プロジェクト・リーダー インタビュー

 

 

合同会社ユー・エス・ジェイ エクスターナル・アフェアーズ部 課長 奥野智之さんもインタビューに応じてくださいました。

 

USJは2020年に大阪府と包括連携協定を締結し、子供の教育などを一緒にやっていきましょうという考えのもと、我々大阪の子供をターゲットにいろいろな活動を行ってきました。

その中で、例えば奨学金制度、難病の支援、子供食堂というプロジェクトを実施してきました。

2022年からは大阪の公立大学の商学部で大学生に向けた講義をスタートし、大阪の人材育成する一助となればという取り組みを進めています。

今回その流れで、高校生のお手伝いでできることがあればということで始まりました。

プロジェクトの目的は、地域貢献です。

USJは、お子様が大変多くお越しいただける場所なので、我々も何かお子様に対しても、お手伝いできることがあるんじゃないかと活動をしてきました。

また、USJは一つの町のようになっていて、たくさんの業種種類の仕事があって、そこにプロたちがいます。

今回のキャリアプログラムで高校生の方が何か自分の好きなものに気づく、見つけるという場を提供できるようなプログラムができればと考えています。

プログラムで学んでいただきたいこともふたつあります。

このプログラムでは、実際にゲスト(お客様)と接する仕事もされます。

まず一つ目は目の前のお客様に対して自分が何ができるかという人を思いやる気持ち、そしてコミュニケーションを学んでもらいたい。

もう一つが、英語力です。

これは学校で学べない、実践的な学びだと考えています。

今回のプロジェクトで高校生たちにそれら二点を特に学んでいただければと思います。

 

 

「超エンターテイニングな創造力で、人と社会に“目覚め”を。」のコーポレート・ステートメントのもと、合同会社ユー・エス・ジェイでは社会貢献活動の一環として、大阪府の子どもたちへの支援を中心とした地元活性化や、より良い地域社会づくりに向け、今後も活動が行われます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが初開催する「高校生キャリアプログラム 2023 Summer」の紹介でした☆

※大阪府教育庁と合同会社ユー・エス・ジェイの協働プログラムは「体験型プログラム(キャリア研修)」「体験型プログラム(キャリア研修・振返り)」の2日間です
※「インターンシップ・プログラム(クルー勤務)」期間は、パークで働く通常のアルバイト・クルーと同様の勤務体系(給与・待遇など)での就業です

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