「ジャニーズ2号店かよ」滝沢秀明『TOBE』に三宅健が合流も、“お下がり集団”化の現状にガッカリ感
「新生三宅健にご期待くださいませ。決して、決して使い古された訳ではございません」
【写真】まるでジャニーズ!? タッキーズ事務所オーディションに参加する多数の少年たち
7月2日、滝沢秀明氏が設立した新事務所『TOBE』公式YouTubeのライブ配信に登場した元V6・三宅健。この日、誕生日を迎えた彼が発表したのは、“タッキーズ事務所”入りのサプライズだった。
《自分の覚悟と皆さんの期待を背負い、新人募集をし、アーティストをプロデュースする会社を立ち上げました。改めてエンターテインメントの世界で走り出すことを本日、ご報告させていただきます》
2022年10月にジャニーズ事務所・副社長を退任し、同事務所からも退社した滝沢氏が《この新しい時代を一緒に作りましょう。》と『TOBE』を立ち上げたのが2023年3月のこと。
そんな“新しいエンターテイメント集団”を築くはずのタッキーズ事務所が迎え入れたのは“旧友”だった。かつて2018年に『KEN☆Tackey』を結成し、プライベートでも行動を共にすることも多かった親友同士。タッグ再結成はファンにとって最上のサプライズなのだろうが、一方でーー、
《健ちゃん、事務所をやめるまではわかるけど、やっぱりタッキーと合流する必要があったのか、何がしたいのか…そこがスッキリしないわ》
《TOBE、昨日の時点で三宅さんってわかって、なんだかなー。って残念というかジャニーズ打倒感漂ってしまう感じ》
ジャニーさんと同じことをやりたいの?
ネット上では“新しい時代”と言いつつも、所属タレント第一号が“辞めジャニ”だったことに違和感を覚えるファンもいるようだ。さらに、
《健くんが戻ってきたのは嬉しいけど、なんかガッカリだな タッキーはジャニーズ事務所2号店かよ》
《タッキーはジャニーさんと同じことをやりたいの?何がしたいの?と思ってしまうの》
「結局、良くも悪くも“ジャニーズイズム”が染み付いているのでしょう」とは、老舗芸能プロのチーフマネージャー。
13歳でジャニーズ入りした滝沢氏は、ジャニー喜多川氏の寵愛を受けてJr.時代より“絶対的エース”として君臨。またタレントとしてだけでなく、舞台演出やグループプロデュースの分野でも才能発揮した彼は“小さなジャニーさん”と呼ばれることも。
「タッキーにとってのエンターテインメントとはやっぱりジャニーズなんですよ。YouTube公開された新タレントオーディションの様子をとっても、少年たちを集めてボーイズグループとして輩出させたい思惑が透けて見える。
同じくジャニーさんから愛された、そしてノウハウを知る三宅健をプロデュース業を担う裏方としても迎え入れたのでしょう。そこは理解できます」(前出・マネージャー、以下同)
新しいスター育成にはお金と時間がかかる
しかし、実しやかに囁かれるのが、滝沢氏がプロデュースした元ジャニーズグループ『IMPACTors』、平野紫耀と神宮寺勇太ら元『King & Prince』といった現役バリバリのタレントとの合流や提携だ。
かつてジャニーズJr.黄金時代を牽引した滝沢氏を頼って、今後も辞めジャニが『TOBE』入りする事態も予想される。
「言い方は悪いですが、ジャニーズのノウハウだけでなく、ファンも“お下がり”として取り込む戦略なのかと勘繰ってしまいます。新しいスターを1から育て上げるにはお金と時間を要します。まず経営者として、それまでの資金源を確保するのは当然のことで、計算が成り立つ辞めジャニの合流は理にかなっていると言えます。
ただジャニーさんも認めたタッキーだからこそ、ジャニーズとは異なる“新しいエンターテインメントをを築けるのでは?”という期待値も高かった。もしも“受け皿”になることが現状であれば、“本店”には到底太刀打ちできないでしょうね」
“使い古された”タッキーズ事務所になるのか、それとも?