日本一早いと言われる新そばを味わうイベントが4年ぶりに7月1日、日光市で開かれました。

 

「日光夏の新そばまつり」はそばの産地である日光市で新そばを味わってもらおうと毎年開かれていて、例年、2日間の開催でおよそ1万人が訪れています。

日光産のそばの消費拡大や地域の活性化を図ろうと市内のそば店でつくる「日光手打ちそばの会」が14年前にはじめました。

新型コロナウイルスの影響で2020年から開催を見送っていて、4年ぶりの開催となった7月1日は、あいにくの雨でしたが多くの人でにぎわいました。

会場には、日光市内の店舗を中心に4つのそば店が出店し、収穫したばかりの手打ちの「夏そば」を提供しました。

「夏そば」は4月中旬に種をまき、6月下旬に収穫されたもので早まき、早刈りをすることで「秋そば」よりも清涼感のある色鮮やかなそばに仕上がります。

ことしは、4月から6月にかけて昼夜の寒暖差が大きい日が続くなど生育に良い環境が整ったため、例年以上に実の育ちがよく、うまみが強くて香りの良いそばができたということです。

「日光夏の新そばまつり」は7月1日と7月2日の2日間で開かれます。