重量1.5kg超えのデカ盛り唐揚げ丼! 横浜『あげ市』で「デカ盛り800丼」にチャレンジしてきた
食楽web
●横浜市・鶴見にあるデカ盛り唐揚げのお店『あげ市 鶴見店』を調査! 横浜のデカ盛り好きを虜にする「デカ盛り800丼」とは?
横浜というと、赤レンガ倉庫や中華街などが有名で、大盛りグルメやデカ盛りメシとは縁遠そうなイメージがあるが、実はデカ盛りラヴァーが足繁く通う有名店があるんです。それが、工業地帯として知られる横浜市鶴見区に店を構える『あげ市 鶴見店』です。
京浜鶴見駅から東口を出て、線路沿いに5分ほど歩いたマンションの1階にある
『あげ市』という屋号からもわかると思いますが、看板メニューは鶏の唐揚げ。モモ、ムネ肉の唐揚げを中心に、鶏皮や半身揚げなど多種多様な唐揚げを楽しめるお店です。そしてデカ盛りで名高いお店でもあります。
一番人気の「唐揚げ定食」のほか、「銀河定食」(6000円)、「メガ盛り定食」(3500円)、「デカ盛り800丼」(2500円)など、ネーミングからして「絶対デカいでしょ!」とわかるメニューが多数並んでいます。今回は、この中から「デカ盛り800丼」を食べてきたので、その味わいをご紹介していきましょう。
→『あげ市』の紹介動画も公開中! 動画はコチラ
デカすぎる唐揚げ丼が登場! 1.5kgオーバーの「デカ盛り800丼」
「デカ盛り800丼」2500円。写真には写っていまませんが、唐揚げの底には、みちみちにお米が敷き詰められています
オーダーから10分ほどで料理が運ばれてきました。そのビジュアルは、一言で表すなら“茶色い山”。ラーメン丼にご飯を盛りに盛り、その上にレタス、さらにからあげが15個。山頂部には、手羽先が2本、豪快に突き刺さっています。
店主いわく、唐揚げは約700g、お米は800gで、総重量は約1.5kgとのこと。しかし手に持った感覚は、優に1.5kgを超えていそうなずっしりした重さです。
サクサク食感が美味しい唐揚げ
早速、唐揚げをいただきます。サクッとした衣が印象的で、中からジューシーで旨みたっぷりの鶏の肉汁があふれ出します。味は薄めですが、醤油やニンニクの香りとコクがしっかりあるので、物足りなさは皆無。
「肉の部位はモモ肉。醤油やニンニク、ワイン、ガムシロップなどで作った自家製タレで漬け込んでいます。その肉に片栗粉だけをまぶし、余分な粉を落として揚げることで、パリッと仕上げています」と教えてくれたのは店主・小林さん。
確かに、余分な油を衣が吸収していないので、軽やかでとても食べやすい。これなら1.5kgいけそうな予感がしてきました!
甘辛なタレがご飯を進めす手羽先
また、山頂部に刺さっている手羽先は、唐揚げとは対照的に甘辛なタレをまとっています。かじるとしっとりとした衣に鶏の旨み、甘辛なタレが絶妙な塩梅で絡んでいて、ご飯が進む! 小林さんによれば、「手羽のタレのベースは焼き鳥のタレです。何種類かの調味料とガムシロップで調整してオリジナルの味を作っています」とのこと。
ちなみに、ご飯にも手羽先と同じタレがかかっています。もっとタレが欲しい時は、店主に言えば追加もOKだそうです。
味変アイテム各種
鶏肉の旨みがしっかり感じられるからあげと、こってり手羽先、それぞれの味付けのバランスが絶妙で、お米がガシガシ進んでいきます。しかし、そこはやはり1.5kgもあるデカ盛り丼、一筋縄ではいきません。約半分を食べたところで、急激に満腹感が襲ってきました。
苦し紛れに店主に食べ方のコツを聞いてみた筆者。すると「そんなのはないよ~。必死に食べるしかないかな!」と至極ごもっともな回答が(笑)。仕方がないので、味変を試すことに。味変アイテムは、マヨネーズ、醤油、塩、ソース、タバスコなどかなり充実しています。
これらの味変調味料を駆使しつつ、味噌汁とお新香もうまく組み合わせ、なんとかすべてを胃袋に詰め込むことができました。完食です。ごちそうさまでした!
店主の小林さん(食楽web)
パンパンに膨らんだお腹をさすりながら、店主の小林さんになぜデカ盛りを始めたのかを聞いてみました。
「昔、定食のチェーン店で働いてた時期があるんですが、そこで出していた唐揚げ定食の量が少なくて。自分がお店をやる時は、大盛りで出そうと心に決めていたんです。とはいえ、最初はここまで量は多くなかったんですよ。でも常連さんが簡単に完食するので、こちらとしても負けたくなくて(笑)。少しずつ量を増やしていったら、いつの間にかこの量になったんですよ」とのこと。
まとめ
唐揚げのクオリティの高さはもちろん、盛りの良さもスゴいです。唐揚げ好きにはたまらない、夢のような唐揚げ丼が味わえるお店です。
●SHOP INFO
店名:あげ市 鶴見店
住:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3-1-6 1F
TEL:045-642-5558
営:12:00~22:00
休:火曜、水曜